梟谷10番、次期エース【男主】

5話 ページ6

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烏野、音駒の監督はすげぇ1年コンビがいると言っていたけどそれらしき人は見当たらない。

「木葉、空付、ちょっと来い。」

監督に呼ばれたのでそっちに行く。

「烏野との試合は最初から空付スタート、交代無しでいく。
次の音駒に向けて木葉は体力取っとけ。」

『「はい。」』

「俺が居なくても勝てよー？」

『もちろんです！』

烏野との試合。
俺のサーブでスタートする。

ピー

よし、行け！

ドンッ

間に行ったボールは上手く相手のお見合いを誘うことが出来た。

『よし！』

「いいぞ空付！へいへいへーい！」

『！！へいへいへーい？』

「無理にやんなくてもいいのに(笑)」

『でも嬉しかったので！』

「それならいいんだけどね。」

6点先制したところでサーブ権が変わった。
猿杭さんは自分のところに行ったボールを軽々あげた時、赤葦さんと目が合った。

ピッタリのタイミングでバックアタックを決め、さらに波に乗る。

木兎さんが絶好調なこともあり、今回も烏野に乗らせない、いいプレーができた。

次は音駒とだ。
今回は俺がフルで出たから次は木葉さんがフルで出るんだと思う。

音駒ともやりたかったけどしょうがない。
ちゃんと見て、盗めるものは全部盗まないと。

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