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エンディング ページ36

『えー…エンディングのお時間となりました』
「急にMCに戻ったなwww」
『最後くらいビシッとしなきゃ、と思ってw 2日間の愛犬とドライブ行こうよ、翔君いかがでしたか』
「1日目はホントにフォトブックの映像版みたいな感じでカスさんとポルさん増えただけだったけど…2日目は上ドラらしく体験制作でTシャツをデザインしたり、紫陽花見ながら散歩したり…でも、いつもの上ドラと違って意識して回すこともせずに凄くのんびり出来たと思う」
『そうね。プロデューサーに進行はナレーションの拓ちゃんに丸投げしていいって言われたので、あたしもオープニングと締めだけMCする感じだし…翔君と2人って言うのは凄く気は楽だった』
「あらホント?」
『だってちょっと暑いな〜って思ったタイミングでエアコンの風強くしてくれたり、逆に涼しくなってきたら風弱めてくれたり…エンジンかけて眼鏡拭いてる間にナビセットしてくれてて。ホントに優秀な助手。拓ちゃんこんなに優秀な助手つけてたのか…羨ましい』
「wwwwwww」
八代:本音がダダ漏れなのよwww
「さて“うえのがみ”はこれからも2人で楽しくお話を続けていきます」
『上ドラ本編もまだまだゲストさん達と色んなところにドライブしに行きます』
「今後も“うえのがみ”及び」
『上ドラを』
「『よろしくお願いします』」
『この時間のお相手は、帰ったら本物のお酒が呑みたい上野Aと』
「2日間ずっと運転してくれたAちゃんを、帰ったらしっかり癒してあげたいと思う野上翔と」
『《カストルと》』
「《ポルックスと》」
「『《ナイトでした》』」
『それではまた次回も』
「『ドライブいこーよ!!ばいばーい!!』」
わふっ!!!


撮影が終わりふぅっと息を吐いて車に寄りかかる。左足に体重を掛けないように右足だけで立ってから少しだけ疲れた
「大丈夫?」
『逆が疲れた』
「あぁ…庇うからね。帰りの運転は平気?マネージャーに運転してもらう?」
『左は使わなくてもなんとかなるから大丈夫』
「ホントに?」
『ホームズやってた頃も同じように運転してたよ』
車内のカメラを外してもらってる間ハッチバックを開けて腰をかけ、右足を軽く振って伸びをするとパキパキっと音が聞こえた
「変われなくてゴメンね」
『あたしは助手席に翔君乗せて走るの好きよ?』
申し訳なさそうな顔する翔君に笑顔を見せればふわふわと頭を撫でられた
『翔君楽しかった?』
「うん、楽しかった」
上ドラで大事なのはゲストさんに楽しんでもらうこと

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作者名:福招猫 | 作成日時:2022年4月29日 8時

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