ワンコとレシピ ページ22
テーブルに並べたパスタとゼリーとワイン、粉チーズとタバスコ。物撮りしてもらってる間にナイトとカストルとポルックスのフードボウルを並べわんこ用のご飯を入れる
『Stay。お水も用意するから待て』
「ん、水」
『ありがとう……………よし』
パクパクパクパクっと一心不乱にエサを食べるナイトとカストル。その横でまず水から飲んでるポル
『ポルさん、そんな喉乾いてたの?ww』
「こう見てると個性結構あるね。ナイトはお座りしてから食べるし、カストルは待ったナシって感じでお座りする間なく食べ始める。ポルはのんびり」
『それにナイトは食べながら時々弟達を見てる』
「ホントだ。お兄ちゃんは弟達がちゃんと食べてるか気になるのかな… あ、コラ!カストル、ナイトのご飯食べんなww」
自分の分を食べ終わったらしいカストルが、ナイトのボウルに頭を突っ込みナイトの分を食べ始め…ナイトにペシっと叩かれた
「『www』」
『ほらお兄ちゃん怒ったww』
「何今の可愛いかよwwアニメのワンシーンみてぇw」
『カストルは食いしん坊よね』
「そうだねwwご飯前に待てって言うと1番「え、待つの!?」みたいな反応するし、なんならフライングする」
『自分で骨ガム咥えてんのにポルの骨ガムをジーッと見てる時あるし』
「wwwww」
スタッフさんたちから物撮り終わったと声が掛けられ席に座り、食事風景の撮影を開始
「おいしー!」
『今日作ったレシピは材料や分量と共に載ってると思うので、気になった方は是非。翔君と同じ物が作れるよ!やったね♪』
「Aちゃんのレシピは簡単で美味しいので是非みなさんもお試し下さい!」
『…あれ、なんだこの居酒屋ますの感ww』
「まぁ…まちゅやんは居ないけどwwあれもレシピ公開されてるもんねww」
『この前さ、夜中電話かかって来て弟に文句言われたw』
「あ、俺が風呂出たら電話越しで喧嘩してた時か」
『「簡単レシピって言う割に俺が作ると失敗するんだけど。どこが簡単なの」って』
「wwwwww」
『お前の簡単はお湯入れるだけかレンチンするだけの、指1本しか使わないやつだろ!そんなんじゃ居酒屋ますの潰れるわ!』
「風呂上がりに全く同じ台詞聞いたわwww」
『いや…あの子はレトルト食品をそのままレンジ入れたり、玉子を殻のままラップに包んでレンジで加熱調理しちゃう子だから…レンチン料理さえ難しいわ』
「殻ごと!?ww前聞いたのより悪化してない!?www」
『帰国したらみっちり教えなきゃ』
「頑張って、お姉ちゃんwww」
『はい…』
「www」
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作者名:福招猫 | 作成日時:2022年4月29日 8時