季節の呼吸を持つ少女【鬼滅の刃】第参話

第捌拾捌話 ページ8

そしてここで疑問が出る…

何故突然斬り合いになったのか？

と云う点。お互い恨み合っていた訳でも無い
何より山に入って暫くたったと云う部分が引っかかる
その"暫く"の間で、何かが起きた、と予測する貴方


『…！十二、鬼月…ッ？』


と密かに発言した…


ある屋敷…、親方と子供、そして男性と女性の隊員がいた
彼らが柱なのだ…

胡蝶しのぶ、冨岡義勇


しのぶ「人も鬼もみんな仲良くすれば善いのに…、
冨岡さんもそう思いません？」
冨岡「無理な話だ…、鬼が人を喰らう限りは…、」


…


暫くすると何か物音がする
彼方此方から、不気味さを出させる音だった…


隊員「まただ…っまたこの音だ…、」

『どういう事です？』
隊員「この音が聞こえて来て、気づいたら隊員同士が斬り合ってたんだッ」


その疑問は解決した。だが、それは誰が(・・)やったのか。
勿論それは鬼、…どういう鬼かは解らない


炭治郎「音はどこから…、」


と炭治郎と貴方が周りを見渡すと、隊員が驚く
その方向に眼を向ける


隊員「…、」


ゆらりゆらりと近づく隊員。その手には刃
だが……

『ひッ…、死、死んでるッ…』


思わず悲鳴が出た貴方
だが、何故死んでいるのに動いている(・・・・・)？

そしてその隊員の後を次ぐように何人の隊員が来る
中には女性もいた

そして彼らは容赦なく刃を振るう
だが何処か動きがおかしい
まるで何かに操られている様に(・・・・・・・・・・・)…


伊之助「こいつらみんな馬鹿だぜ。
隊員同士でやり合うにはご法度だって知らねぇんだ！」
炭治郎「いや違う！動きがおかしい…！何かに、操られている！」


そして躱(かわ)す

すると伊之助は、刃を巻いていた布を解く


伊之助「よし…、じゃぶった斬ってやるぜ！」

『!ダメ伊之助君！まだ生きてる人もいるのッ!!』
炭治郎「ハルミの云う通りだ伊之助！
それに仲間の亡骸を傷つけるわけにはいかないッ！」

伊之助「否定ばっか…、


するんじゃ、ねぇッッッ!!!!!」


そう云い炭治郎の腹に一頭突きする

炭治郎「う"おッ!!」
『た、炭治郎ッ⁉…！』
すると隊員の背後から女性の隊員がまさに斬ろうとしている時

『危ないッ！』

先程まで後ろにいた2人は一瞬にして隊員のところへ行く。
伊之助は女性の隊員の方へ炭治郎隊員とやり合ってる方へ行き
格闘技で2人を地面に倒す

『…、す、ごい…』
思わず唖然になる貴方だった

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