検索窓
今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:62,952 hit

第佰話 ページ20

兄蜘蛛「何で出さないんだ!!お願いだから出してッ、
これじゃあ、殺せないよッッ…。殺せるわけないよ…、

頼む。俺にッ、殺意を出しながら、戦ってくれ…」


泪を出しながら毱を投げようとする


兄蜘蛛「ッ…、血鬼術_____毱燈(きくあかり)ッ」


毱は提灯の用に光だし、炎と共に燃える

『ッ(血鬼術ッ…、)』
兄蜘蛛「この血鬼術に当たったらどうなると想う?
、苦しみながら燃え、そしてどんどん体力もなくなる。

息苦しくもなる。…だから最終的には死ぬ。
さぁ…、行くよ…、


逃げてくれッ…、避けてくれッ



『イヤ…。絶対にッ』


そして毱は投げられる
だが、貴方は逃げようとしなかった

だから兄蜘蛛は戸惑い、毱の方向をズラした


兄蜘蛛「なぜ避けないッッッ!!何故逃げない!!
…頼む、逃げてくれッ、お願いだから目の前から消えてくれっ…、」


その手は震えていた、声が震えいた…
彼も戦いたくないにはすぐにわかる


『…』


流れる血を押さえながら歩く

兄蜘蛛「くるな…、くるな!!こないでくれ!!」
『……お兄さん』
兄蜘蛛「ッ!はぁ!」


そう云い、毱を投げた…。でも、何故か血鬼術は解けていた(・・・・・)


『もうやめましょう?…ね?』
兄蜘蛛「来るな来るな来るなッッ!!来ないで来ないで来ないでくれッ!!
俺を苦しませないでくれッ…俺を…

俺ッを…、」


ギュッ


兄蜘蛛「ッ!!」


兄蜘蛛はふんわりとした暖かい日向のような匂いが鼻に伝わる
花のような匂いもあったりと…、

そう、貴方は兄蜘蛛を抱きしめたのだ


兄蜘蛛「ッ、やめッ……」
『大丈夫…ですよ。何も、怖がらなくて善いですよ。
私は、貴方を助けたい…、殺さないといけないには解ってる。でも…

そんなに、そんなに哀しんでいる人に…、刃何で振るえないッ
出来ないよッ。だから…、もう、やめて』

兄蜘蛛「ッッ…、お願いッ…、お願い!!!
…助けて…、隊員さんッ」


弱音をはいた彼。そして泪も大量に出る


『大丈夫です。だから…、ゆっくり休んでて…、
最後に聞きたい…。人は食べましたか?』


この人からは…「嘘」と云う言葉は出ていない
だから聞くのだ。小さな声で…、


兄蜘蛛「やめて!そんなこと云わないでくれ!
人間なんてッ、人間なんて食べたくないッ!!喰べる物なんかじゃない!
云わないでッ…くれ…」


と泣いた

第佰壱話→←第玖拾玖話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
434人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , アニメ沿い , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Fukumin(プロフ) - ありがとうございます。本当にありがとうございます。少しながらもストーリーどういうふうに書くか考えられましたので、今週中には絶対出せます。応援ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2022年4月26日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - はじめまして。途中から読みました。続き、楽しみにしてます。ゆっくりで構いません。 (2022年4月26日 17時) (レス) @page47 id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます。本当に進められなくてすみません!(汗 時間が空いたらすぐに書きますので、その時までお待ちください(_ _) (2021年3月22日 22時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
いちごちゃん - 続き待っています。楽しみです。 (2021年3月22日 22時) (レス) id: bead9c1855 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます!頑張って書きますので、今後もよろしくお願いします! (2020年6月8日 6時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月7日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。