季節の呼吸を持つ少女【鬼滅の刃】第参話

第玖拾伍話 ページ15

炭治郎「伊之助！袈裟斬りで行こう、
右の首の付け根から左脇下まで切ってみよう。
広範囲だし、かなり硬いと思うが、多分…、」


そう云っている途中に伊之助は先に行ってしまう

伊之助を襲う首なき者


伊之助「(速いッ、)が…！」


伊之助は避けた。だが、
数カ所に切り傷が出来る

姿勢を低くして、まるであの時と同じ様に…技を避ける


伊之助「避けきれないほどじゃねぇッ！」


だが、伊之助は油断をした…

蜘蛛という存在を忘れて…


伊之助は糸のせいで体が動けなくなる
それを狙う首なき者


『伊之助(・・・)ッ!!』


そう云い前へ出る


(『全集中 季節の呼吸 漆ノ型 冬＿＿＿＿＿滴水成氷(てきすいせいひょう)ッッ』)


刃で武器の方向を予先をズラす
その際滴り落ちる水が武器に触れた瞬間、氷になり固まる


『はぁッ!!』


そう云い手を斬ろうとしたが、華麗に避けられる
炭治郎は伊之助に絡まった糸を斬った


『伊之助君！大丈夫ッ！』


__ホワホワホワホワ…__

炭治郎「伊之助！一緒に戦おう！一緒に考えよう！
この鬼を倒すために、力を合わせよう!!」


伊之助「テメェら！！これ以上俺をホワホワさすんじゃねぇぇえッ!!」


そして再びくる出来る


伊之助「邪魔だそこ！」


貴方は高く飛び、木の枝に掴んで待機する

炭治郎は姿勢を低くし、「俺を踏め‼」と云う
伊之助は箱を踏む

敵の手が交差するほんの一瞬を、伊之助を見逃さずそこを斬る


炭治郎「伊之助跳べぇええ！！」


高く跳ぶ伊之助


炭治郎(「全集中 水の呼吸 肆ノ型＿＿＿＿＿打ち潮ッッ!!」)


炭治郎は首なき者の両膝を斬る


炭治郎「ハルミ!!袈裟斬りだぁあッッ!!」
『了解!!スゥ…、
(捌ノ型 冬＿＿＿＿＿映雪(えいせつ)…、)』


雪が少しずつと降る…、そんな中満月に光が首なき者を照らす
その最中に左から右(貴方から見て右から左)へ振るい、斬り落とす
単純で別の型と比べれば余り強くはない。だが、威力は断トツである


『よし…!!』


パラパラと灰のように消えていく首なき者
そんな中炭治郎が貴方達の名前を云い、喜ぶ

そんな中、伊之助は固まっていた


炭治郎「ん？伊之助？」


途端に動き出し、刃を投げ捨てる

『え!?』


危機一髪という所でよけ、ついでに刃も取る

伊之助「お前にできることは、俺にも出来るわボケェエッ!!」


炭治郎を捕まえ、精一杯力を引き出し炭治郎を空中に投げた


『…、あ、でも、』


一瞬で理解した貴方

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