第玖拾肆話 ページ14
ゆっくりと頭をあげ、炭治郎を見る
『ごめんねッ、ごめんね炭治郎ッッ…、
こんな所で泣いてもッ、今泣いても意味がないのは解ってる…、
でもねッ、泪が溢れて仕方がないッの!
覚悟はしてたの、自分の死は鬼殺隊になる前に…もうッッ、でも、
人の死は覚悟出来なかったっ、出来ようがないッ…!!
仲間が、炭治郎達が…、もしそうなっちゃったらッ…そう思っちゃって……
私ッッ…、私、…どうすればッ…、』
泣きながら話す貴方
伊之助ならいつもは「弱味噌!」と云うのだが、なぜか云えなかった
ただ、黙ってみることしか出来なかった
炭治郎は泣いている貴方に抱きつく
炭治郎「大丈夫だ、ハルミ…、泣かなくて善い、怖がらなくて善い…
俺が、俺達が今ここにいる…、俺と伊之助はここにいる
きっと善逸も大丈夫だ。だから…、心配しなくて善い」
そう宥めながら何度も何度も貴方に問い続ける
貴方の涙が止まるまで…、だが、時間もない
貴方は炭治郎から離れて
『ッ…、ごめん、なさいッ炭治郎。大丈夫、もう大丈夫だよ…
時間がないから、行こう…ね、ッ』
と言う
そして、抱いていた伊之助の刃を渡す
『こう云う時に、弱味噌がって云ってくれればいいのに…、』と
苦笑いして云う貴方に、伊之助は「ふん…、」とだけ云う
だが、文字は「心配」していた…
…
3人は奥へと走る
まっすぐに行き、右に曲がる
そこにはある者がいた…
炭治郎「伊之助ぇえッ!!」
伊之助「俺の方が先に気づいてた、その首ぶった斬ってやるぜぇ!」
『!!待ってッ…』
貴方が言い切る前に、伊之助は善く飛んでいく
『伊之助君っ!そいつは……、
もう死んでるッッ!!
』
炭治郎「ッ⁉」
伊之助は頸に向かって斬ろうとした
しかし、その者に首から上が無かった
『伊之助君っ!大丈z…!』
振り下ろす大きな手についている刃の様な切れ味の武器
3人は避ける
避けた直後だった、地面が割れる
大きな穴ができるほどの威力じゃない…、もはや壊しているのだった
軽やかに避けた貴方は2人より2、3歩後ろだった
伊之助「あいつ、急所がねぇぞッ、無いものは斬れねぇ!
どっ、はぁッ⁉」
炭治郎「伊之助!」
伊之助「どうすんだッ!どうすんだッッ!」
明らかに焦っている伊之助
そんな中、貴方と炭治郎は冷静は冷静のままだった
『炭治郎、袈裟斬りで行く?』
少し近寄り、炭治郎に聞く。
炭治郎も頷く
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Fukumin(プロフ) - ありがとうございます。本当にありがとうございます。少しながらもストーリーどういうふうに書くか考えられましたので、今週中には絶対出せます。応援ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2022年4月26日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - はじめまして。途中から読みました。続き、楽しみにしてます。ゆっくりで構いません。 (2022年4月26日 17時) (レス) @page47 id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます。本当に進められなくてすみません!(汗 時間が空いたらすぐに書きますので、その時までお待ちください(_ _) (2021年3月22日 22時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
いちごちゃん - 続き待っています。楽しみです。 (2021年3月22日 22時) (レス) id: bead9c1855 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます!頑張って書きますので、今後もよろしくお願いします! (2020年6月8日 6時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
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