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第佰弐拾肆話 ページ44

『そろそろ入りましょうか。
風も強くなっている故、寒くなってしまいますので』


そう云い扉を横に開ける
見れば何十人の人たちが座っている

貴方を先頭にして、前へと歩く


『炎柱様の気配は…、もう少し先にあるね、』


そう呟く。
善逸は伊之助を引き摺りながら歩く。


善逸「柱だっけ?その、煉獄さん。
顔とか、ちゃんと分かるのか?」


炭治郎「うん。派手な髪の人だったし、匂いも覚えているから」


『炭治郎の鼻はやっぱりすごいね』


そう云い扉をほんの少し開けた時…



?「美味い!!



大きな声が耳のに伝わる
何処かしら風を感じたのは気のせいではない…そう貴方は思った


『あ、ぁぁ、あぁ…』


驚きのあまり口を開けたまま固まる貴方
後ろでは青ざながら震える善逸

一体誰の声だろうか?だが…聞き覚えはある…。

そう思いながら、貴方は我に戻り、1つ目の扉を開け、2つ目の扉を開ける
開けた直後、



?「美味い!!



またあの声が響く
そのこともあり、善逸、炭治郎、貴方が変な声を出してしまう。
伊之助は驚いた善逸の頭に思いっきり当たる


?「美味い!…美味い!」


少しずつ近づく貴方達
羽織物が見える…それはまるで()のような羽織物


?「美味い!…美味い!!…美味いッッ!!」


最後の言葉で、空になったであろうわっぱが宙に浮く
と同時に、また風が靡く

「これは凄まじい威力だ…」と貴方達は思った


そう思っている最中も、彼…煉獄は「美味い!」と言い続ける
勿論周りには客がいる。だが、それを気にせずパクパク食べる。


『……』
炭治郎「あぁ…ぁ、ぁぁ……」

善逸「あの人が炎柱?」
炭治郎「うん…」
善逸「ただの食いしん坊じゃなくて?」
炭治郎「うん……」

『あ、あの…炎柱、様?』


煉獄「美味い!」


炭治郎と後ろに隠れる善逸も参加する


炭治郎「れ、煉獄さん」



煉獄「美味い!!



なんとも綺麗な顔、まるで太陽かのような威力
そんな彼が貴方達を見る…とても熱い気持ちになった


炭治郎「あぁ、もう、それは…すごく分かりましたッ」




数分後箱を回収するために来た女性2人
そして袋の中に積み込まれるわっぱ…

一体どれくらい食べていたのか、計り知れない

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - ありがとうございます。本当にありがとうございます。少しながらもストーリーどういうふうに書くか考えられましたので、今週中には絶対出せます。応援ありがとうございます!!これからも頑張ります。 (2022年4月26日 20時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - はじめまして。途中から読みました。続き、楽しみにしてます。ゆっくりで構いません。 (2022年4月26日 17時) (レス) @page47 id: 3780771c00 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - いちごちゃんさん» ありがとうございます。本当に進められなくてすみません!(汗 時間が空いたらすぐに書きますので、その時までお待ちください(_ _) (2021年3月22日 22時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
いちごちゃん - 続き待っています。楽しみです。 (2021年3月22日 22時) (レス) id: bead9c1855 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 桜愛さん» ありがとうございます!頑張って書きますので、今後もよろしくお願いします! (2020年6月8日 6時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月7日 9時

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