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大樹にその自称惚れさせ薬を渡す
大樹はそれを2、3秒見つめる
大樹「ふむ…」
そして流した…
部員「ぉっ!?」
部員の1人が驚く
それもそのはず。惚れさせ薬は男性にとって欲しい物の1つだからだ
"捨てる"などは非合理的だと言えば良いだろう…
大樹「ありがとう千空。だがすまん…。
こんなインチキには頼れん!!」
そして去って行った…
その姿を貴方は手を組んで見ていた
また再び大きな音でドアを閉め、影は消えて行った……
部員「ってか、マジか千空ちゃん惚れさせ薬って…」
先程の部員と眼鏡をかけている部員が流した跡を見つめる
その眼鏡の方の部員は少し頬が赤かった
『んなもんあるわけないでしょ』
そう云いマッチに火を付けてその液体に投げると、
ボンッ!
その音を出して燃える…
『ただのガソリンだ。ペットボトルのキャップから精製した』
部員は「ほぉ…」とポツリという
『ポリエチレンの分子構造考えろバカ。
ガソリンの長さに炭化水素ぶった切ってるだけよ。
見ればわかるでしょ…?』
と目を細くしてニヤリと笑う
部員「いや解らん」
部員「解らんって」
とツッコミをした
部員「それって、飲んでたら大樹君死んでたんじゃないか?」
と恐る恐る聞く。しかし貴方は平然、むしろ笑っていた
『フフ、100億%飲みはしねぇよ…。あの真面目バカはよぉ』
部員の目を見ながらそう言った
『んッさ〜て、一旦休憩だ。
エナジードリンク買ってくるわ…』
そう云い白手袋を取り、机に置いた
部員「あぁ、俺も行く!あと告白場みたいし!」
部員「お!賛成!んでもどこだ?」
『…、
「「「え…?」」」
部員3人が声を合わせて言った
小泉「ってかなんで千空ちゃん部長知ってんの?」
『単なる感よ、感…』
そう言って出て行く
自動販売機でエナジードリンクを買い、化学室の前に戻る
そして窓の近くの壁に寄りかかる
そこには部員3人と小泉がいた
大樹「杠!待たせてすまん!」
その声が聞こえた
(『声が響くな〜、デカブツはよぉ…。ま、悪い点じゃねぇけどな』)
部員「フラれるに100円」
部員「思いっきしフラれるに300円」
部員「フルパワーでフラれるに500円」
小泉「ウルトラハイパースーパーでフラれるに3000円」
とみんな成功する事を思っていない
しかし、貴方は違った
『以外とフラれないに1万円』
そう言いながらエナジードリンクの蓋を開けた
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Fukumin(プロフ) - ユラさん» そうなんですよ…!なんかこう…、千空と司がくっ付きそうな雰囲気が…、個人的にそう感じました。そして応援ありがとうございます!これからも頑張りますので、今後もよろしくお願いします!! (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 司が仲間になってどんどん物語が進んできますね!更新楽しみです!! (2020年2月21日 16時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
海苔飴(プロフ) - 炭酸水。さん» マジすか!楽しみにしてます(●´▽`●) (2020年2月19日 22時) (レス) id: 979a0e34be (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 炭酸水。さん» させて頂きますッ!(土下座 (2020年2月19日 22時) (レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸水。 - Fukuminさん» 作品を公開したら是非ともリクエストを!!!私の書く作品で良ければ…! (2020年2月19日 22時) (携帯から) (レス) id: c523e87343 (このIDを非表示/違反報告)
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