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『そもそもファンタジーの領域よ。
鉱物なのか細胞なのか…、今となっちゃ調べる機材も無い』


そして、先程の石像を位置に戻す


大樹「科学では解らなん事も、この世には有るって事か?」
『クッフフフフ…』


突然笑う貴方に「ん?」と言う大樹


『出たよぉその常套句(じょうとうく)。だから仮説と実験繰り返してんだろうが。

地味ちなもんよ科学は…、、


酒さえあればな(・・・・・・・




とそう言い考え込む。
その時、大樹はその言葉に反応した


『酒のアルコールがありゃ、硝酸(HNO3)エタノール(C2H5OH)ナイタール液(Natal Etch)が作れる。
もろ工業用の腐食液だ』
大樹「今、なんて言った千空?」
『あ?ナイタールだよ。鉱物のフェライト粒界を…』


詳しく説明をしようとした貴方に大樹は「違う!」と言い返す


大樹「難しい話は俺には解らん“酒さえあれば”…?」


そう言い背負っていた籠を地面におき、中からブドウ(・・・)を取り出した


大樹「もしや、ブドウって、ワインの元になるんじゃ…」
『!!…フッ、やるじゃねぇかデカブツ!!』


そう


『大樹、アンタに100億万点やるよ。
アンタの言う通り、酒はぶどうで作れる。ほら、手伝え。
後、これじゃあ足りない。もっと取って来てくれ』
大樹「ああ!!わかった!!行ってくる!」


そう言い中身を取り出し、走って去った…


空は夕方になっていた


その下で貴方は1粒1粒とってから、手で握るの繰り返す
貴方が持っている土器の中には満タンになっているブドウの果汁があった
しかし、それでは足りない。何より退屈な作業だ…


『…』


少し不愉快な顔をしながらやっていると
大樹は大きな土器を持って来た


大樹「うぅ…」


意外と重そうな土器の中には満タンに入ってるブドウ

靴を脱ぎ土器の中に足を入れる
そして…


大樹「うぉおおおおおおおおお!!!」


そう言いながら足で潰す。勢いが半端ない…


『アァ、ウン。肉体作業はもう全部アンタに任せる。
んのが合理的だ…』


そう呟いた

そして綺麗に潰せたブドウ。次に別の土器に移す


『ワイン作んのは超絶簡単よ。ブドウやレーズン潰して容器に入れて…、
あとは毎日ただ混ぜときゃ出来上がる。

ヘヘッ、私達の居た時代じゃ、密造酒で犯罪だがな』


その声は混ぜている大樹には聞こえなかった。
この光景を貴方は微笑ましい笑顔で見ていたのは大樹も知らない…

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設定タグ:Dr.STONE , 成り代わり , 石神千空   
作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - ユラさん» そうなんですよ…!なんかこう…、千空と司がくっ付きそうな雰囲気が…、個人的にそう感じました。そして応援ありがとうございます!これからも頑張りますので、今後もよろしくお願いします!! (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 司が仲間になってどんどん物語が進んできますね!更新楽しみです!! (2020年2月21日 16時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
海苔飴(プロフ) - 炭酸水。さん» マジすか!楽しみにしてます(●´▽`●) (2020年2月19日 22時) (レス) id: 979a0e34be (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 炭酸水。さん» させて頂きますッ!(土下座 (2020年2月19日 22時) (レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
炭酸水。 - Fukuminさん» 作品を公開したら是非ともリクエストを!!!私の書く作品で良ければ…! (2020年2月19日 22時) (携帯から) (レス) id: c523e87343 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年12月1日 21時

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