英語が喋れない監督生III

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寮生「マジフトでぇ？」
レオナ「試合中なら、どれだけ魔法使っても、校則違反にはならねぇからな」

ラギー「キシシシシッ!レオナさんってば意地悪ッスね〜ぇ。
こんな弱そうな奴ら、ワンゲームと持たないッスよ」


そんな煽るような言葉を発言するラギー
それに反応する2人と1匹がいた…。言わなくてもわかりますよね？


グリム「ムムムッ！そこまで言われちゃ引き下がれねぇんだゾ!」
デュース「はぁ…、断っても帰れる雰囲気でもないな」
エース「おーしいっちょやってやろうじゃん。ケイト先輩!
選手選びの件、忘れないでよね〜」

ケイト「えぇ〜マジでぇ？ったく、しょうがないな〜」


そして貴方の方へ向き、顔を見る


ケイト「ユウちゃんは安全なところで見てて。
相手チームの動きをよく見て、俺達に教えてね」

『え？え!?さ、参加するの！み、みんな!!
せせ、先輩おいていかないで怖いッッ!
あとやるのでしたら怪我しないでください！良いですね！？』

ケイト「アイタタ！ちょ、ユウちゃん痛いよ〜」


…


移動した場所は寮の校庭というべきか。
こったグラウンドと観客席。変わった形のゴールポストなど


『こ、ここにいれば良いのかな？』


柱のところに隠れながら彼らのことを見る
もちろん、距離も離れて何を言っているのかはわからなくなる
だが、言える…これだけは


彼らは、なにかとんでもない事をするのではないかという…


そして練習試合という試合が始まる
先行は味方チーム。

攻める彼ら、そしてかっこいい彼ら


『これが、マジフト。すごいな…これ、迫力がある』


なんて感心してしまうほど。
だが、そう長く続かなかった


エース「ぁッ！！」
ラギー「キッシシ」


あっという間に取られたディスク
そしてそこからのロングシュート。グランドの3/2ある距離からの距離
揺れることなく、垂直にゴールへと入ったのだ。


『!?プ、プロだ…確実にプロだ』


思わず体を前のめりにする貴方


レオナ「さぁ、続きと行こうじゃねぇか。くっふふふ…」


その言葉と表情に、貴方は恐怖を感じた。


…


そこからの光景は見事に地獄と言えるほどだった
もちろん、マジフトをしている。
だが、必要以上の接触やわざとらしい行動が多々みえる

スポーツマンシップが欠けているとも言える


地面に這いつくばるみんなをわらう彼ら
レオナはしゃがみ、尻尾をゆさゆさふりながら


レオナ「もうワンゲームしようぜ」


と笑うのだった…
　
　

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