第24話：まさかの入学 ページ26
「私、決めましたよ！トラッポラ君とスペード君、
二人の退学を免除すると共に、
＿A君、貴女にNRCの生徒として学園に通う資格を与えます！」
「「『…えぇｯ！？』」」
え？マジ！？マジで！？！？(大混乱)
魔法も使えないのに魔法学校に、しかも名門の男子校に通うなんて！些か、いや、かなり無理があるのでは無いだろうか。
というか待って？私女の子なんすけど！
突飛過ぎるその発言には、流石の私も目の前に立つこのトンデモ男に抗議の音を上げざるを得ない。
『いや無理！無理ですって私マグルだし！トロールも三頭犬も倒せねーから！！』
「貴女は一体何の話をしてるんですか！…ｺﾞﾎﾝｯ、
まあ話は最後まで聞いてください。確かに貴女は女性ですし、魔法が使えない…魔法士としては論外です。
ですからグリム君とA君、君達二人で一人の生徒として在籍を特別に認めます！」
「ふなｯ！オレ様もこの学園に通えるのか…！？」
まるで信じられない、と。クロウリーさんの言葉に、グリムはその大きな瞳をジワジワと潤ませていく。
成程そうきたか…確かにこの学園に通いたいってずっと言ってたもんな。
本人としては夢にまで見た事だろう。
…しかし、私にとってはどうだ？
要は見知らぬ場所での集団生活。この世界の常識も分からない上に、まあ男だらけの環境には慣れているがそれでも同性が一人も居ないとなると…んん、初っ端からハードルがエベレスト級に高過ぎる！(必死)
『待て待て、私超絶プリチー美少女だから確実に襲われますって！風紀が乱れる！それなら雑用の方が…』
「自分で言います？…マ、そうですね、それに関しては…トラッポラ君、スペード君。君達が彼女を気にかけてあげて下さい。同じ戦況下で共に戦い抜いた友達でしょう？無論、私達教師陣も全力でサポート致します！
…それに、貴女にはNRCを良い方向へと変えていってもらいたいんです！猛獣使いの貴女なら出来ます！！いえ、これは貴女にしか出来ないｯ！！」
『ふーん成程ね、乙女の貞操の危機より学園優先ってワケ(キレ気味)』
「言い方」
松●修造か？という言葉は内に留め…デュースはともかく、エースはこの件絶対に面倒くさがるのではなかろうか。
…てっきりそう思ったのだが、
「…いんじゃね？学園長が言ってるんだし…まあ俺もお前がいれば退屈しなそうだし？仕方ねーから面倒見てやるよ」
「ああ！これでAも俺達と同級生だな！よろしく頼む！」
…そうきたか。(2回目)
第25話：監督生への昇格→←第23話：急募、鴉をメルカリで売る方法
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 362人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月次 - あ、画力をですね、すみません、主語抜けちゃってました！ (2021年7月18日 15時) (
レス) id: 34cc41e784 (このIDを非表示/違反報告)
月次 - 絵、上手いですね！俺にも分けていただけませんか？ (2021年7月18日 15時) (レス) id: 34cc41e784 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - しろぎつねさん» ご指摘ありがとうございます！！！完全に丸の位置反対になってますね！！申し訳ないです！！！読んでくださってありがとうございます！！！！監督生ちゃん気に入ってもらえて良かったです！！！ (2021年4月19日 17時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
しろぎつね(プロフ) - 夢主ちゃんの豪快だけどビビリな性格が可愛くて好きです！面白い小説のご投稿ありがとうございます！ ところで50話の「諦めたら試合終了ですよ」のくだり西●先生ではなく安●先生では無いですか？もしわざとでしたら申し訳ありません^^; (2021年4月15日 0時) (レス) id: 46c2545315 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - そこら辺の水道水さん» そんなに推してもらえてほんとに嬉しいですw書いてて良かったー！と思えますねー！！！いつもありがとう！！！もっと輝けるように頑張りたい！！！！頑張りマッスル！！！！ (2021年3月1日 0時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あまいろ
| 作成日時：2021年1月19日 0時
