第9話：まさかの某D社！？ ページ11
石畳の上に散らばる葉っぱを適当に掃きつつ(グリムは既にサボっているが)、とりあえず、今に至るまでの状況整理を行おうと脳みそを無理矢理働かせる。
昨日は色々あり過ぎて、考える間もなく目まぐるしい一日が終わってしまった訳だが…こういう時はゲームのデータが消えた時よろしく、1から丁寧に考えていく事が重要なのだ。
・気付いたらツイステッドワンダーランドにある名門魔法士養成学校♂に居た。
・この世界では魔法が存在する。
・私は手違い？で連れてこられた。
・帰り方が分からない以上にそもそもツイステッドワンダーランドって何処だよ、
・圧倒的説明不足。
＿人人人人人人人人＿
＞ 圧倒的説明不足 ＜
￣ＹＹＹＹＹＹＹＹ￣
くそう…状況整理をしたところで何が分かる訳でもなく、ただただ頭がこんがらがるばかりであった。
むしろ、より一層謎が深まった気がするのは…きっと気の所為ではないのだろう。
まったく…ラノベの主人公じゃあるまいし、こちとら右も左も分からない異世界初心者なのだ。(当たり前)
ワンダーランドならもっと私に親切にしてくれ…。
せめて魔法を使えるようにしてくれるとかさ〜！！！
「おい子分、何か考え事か？手が止まってるんだゾ」
『サボってる奴に言われたくねーわ。そっちは？掃除終わったワケ？』
「それは終わってないけど…そんな事より！A！こっちに来るんだゾ！何か凄い石像がいっぱいあるんだ！」
『終わってないのかよ！！』
早く早く、と急かしてくるグリムの頭からは、完全に掃除の事がすっぽ抜けているらしい。
もう既に彼は少し先の方で、特徴的な尻尾を一人ゆらゆらと揺らしていた。
「これこれ！これなんだゾ！」
『…うわ、え待って？どれもめっちゃ見覚えが…嘘じゃんまさか此処って某D社関連！？ディ●ニー！？』
「？何言ってるんだゾ？」
メインストリートに並ぶ七つの石像。思わず四度見くらいしてしまったが…やはり間違いない。
それらは紛れもなく、あの夢の国を手がける某D社のキャラクターなのだ。しかもヴィランズの方！
…え、これやばくないか？？？？(滝汗)
「Aはコイツらの事知ってるんだゾ？」
『知ってるも何も…ｯやばいよグリム私達消されるって！！まずい所に手ェ出しちゃったよ！！』
「そ、そんなにやばいのか？確かにコイツら皆怖い顔してるけど…このおばちゃんなんか特に偉そうなんだゾ」
『バカヤロウ！今はんな事「ハートの女王を知らねーの？」
…おっとっと…？(滝汗)
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月次 - あ、画力をですね、すみません、主語抜けちゃってました！ (2021年7月18日 15時) (
レス) id: 34cc41e784 (このIDを非表示/違反報告)
月次 - 絵、上手いですね！俺にも分けていただけませんか？ (2021年7月18日 15時) (レス) id: 34cc41e784 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - しろぎつねさん» ご指摘ありがとうございます！！！完全に丸の位置反対になってますね！！申し訳ないです！！！読んでくださってありがとうございます！！！！監督生ちゃん気に入ってもらえて良かったです！！！ (2021年4月19日 17時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
しろぎつね(プロフ) - 夢主ちゃんの豪快だけどビビリな性格が可愛くて好きです！面白い小説のご投稿ありがとうございます！ ところで50話の「諦めたら試合終了ですよ」のくだり西●先生ではなく安●先生では無いですか？もしわざとでしたら申し訳ありません^^; (2021年4月15日 0時) (レス) id: 46c2545315 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - そこら辺の水道水さん» そんなに推してもらえてほんとに嬉しいですw書いてて良かったー！と思えますねー！！！いつもありがとう！！！もっと輝けるように頑張りたい！！！！頑張りマッスル！！！！ (2021年3月1日 0時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまいろ
| 作成日時：2021年1月19日 0時
