第202話：昇る太陽 ページ3
「！…くそｯ、太陽が……！」
『あ゛ー！やっと昇った！！うわーｯ太陽が尊い！！凄い地球の息吹を感じる！！太陽パネェっす！』
「頭の可笑しい奴め…！」
『世界の果てまでイッテQするぞ(？)』
＿過去に戻ったあの時。
結局私は、上弦の参の頸を撥ねる事は出来なかったのだ。太陽が昇るまで、ひたすら時間を稼ぐ事しか出来なくって…、
途中からはじっとしていられなくなったのか、おやびんも助太刀に入ってくれたりしたが…もう、その時は疲れ過ぎて何が何だか覚えていない。
とりあえず記憶に新しいのは、上弦の参の私を見る冷めた目と炭治郎が逃げる彼の背中に刀をぶん投げた事である。
いや今回もやるんだそれ…って思った。
まあ、何だかとてもスッキリしたけれども。
その後はまあ…言わずもがなお説教タイムだよね。
「A！！こんなに、怪我をして…ｯ！！」
『こんくらいで騒いでたら鬼殺隊務まらないじゃん。怪我は付き物でしょ。てかアドレナリンどばどばで全然痛くないし…』
「でも相手は上弦だったんだぞ！！煉獄さんを守る為とは言え、なんて無茶を…ｯ！」
『もー終わったんだからいいじゃん！お兄ちゃんうるさいよ！！』
「お、俺は心配して言ってるんだ！！」
『あーあー、そんな怒ってると血管が破裂して早死するよ』
「え、…そうなのか！？」
『いや嘘だけど』
「なｯ…嘘は良くないぞ！！」
ごめんふざけ過ぎました。いやだって炭治郎の反応が面白いから！！！からかいたくなっちゃうでしょ！！
と、まあこんな感じで言い争って(？)いると、
「夏目少女」と煉獄さんに呼ばれ、手招きをされ。
…彼からも怒られるのだろうか、と思いつつ近付いて行った訳よ。
まあ、当たり前だよね。柱の命令を散々無視した挙句に上弦の参を逃したのだから。
勝手な行動で謹慎処分とかになったり…最悪、クビになったり…と。色々考えたのだが、
腕を引かれ、痛い程に抱き締められて一言。
「…生きていてくれて、良かった…！」
…それはこっちのセリフだよ。煉獄さん。
頭から血は流れているけれども、肋は折れているけれども、内臓は傷付ついているけれども。
彼はこうして生きている。
私は、奴との賭けに勝ったのだ。
「流石俺の子分だ！褒めてやるぜ！」
『おやびん…』
「ああ、君は凄い子だ。
…君達を認めよう、勿論君の妹も＿＿」
…その後は、あまりよく覚えていない。
突然眠くなって、瞼を閉じて…次に目を開けたら、ベッドの上で寝ていたのだ。
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あまいろ(プロフ) - ソーダ錫さん» あれ、分かっちゃいました！？すげえ！そうです細かい所何個か修正したんですよ！！そんなに！！読み込んでくれてるんですか！！うおん！！！感謝カンゲキ雨嵐！！！あざます！！！これは嬉し過ぎる (2021年3月6日 23時) (
レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ錫(プロフ) - これ何個か細かいところ修正しましたね・・・？この作品ガチ勢の私にはわかりますよ、えぇ。超すこ。 (2021年3月5日 22時) (レス) id: 10b66fbb96 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - 蓮さん» 土下座ボーイ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2020年1月14日 23時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 土下座ボーイ！！！！ (2020年1月14日 1時) (レス) id: 0d8aed718b (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - セブンス・エイカンさん» コメントありがとうございますーー！！！獪岳またの名を土下座ボーイが登場しましたね！！！！！面白いと言って貰えてめちゃんこ嬉しいです！！！私も好きです愛してますこれからもよろしくね。 (2020年1月13日 13時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまいろ
| 作成日時：2019年11月4日 7時
