第164話：花街は目前に ページ15
『おまｯ、嫁…ｯ嫁が3人とかナメてんのか！！！ねえ善逸ブフォwwwwww』
「あのさあ…俺達と喋る度に毎回噴き出すのやめてくんないかな！？いや分かってるよ！？化粧が酷い事ぐらい！！でも更に傷抉ってるのはAちゃんだからね！？」
『それはごめん。そしてお前は許さん』
「いいだろ別に嫁が3人居ようが」
『よくねーよ頭湧いてんのか！！』
「あぁ！？」
『ごめんなさいｯ』
どーもどーも！
今回の任務の詳しい内容を聞きながら本格的に遊郭へ向かっている途中、まさかの宝石ジャラジャラ男に嫁が3人居るという何ともまあ腹が立つカミングアウトをされてそろそろ手が出そうなAです！
しかもそれだけでなく宝石ジャラジャラ男、変なメイクとか諸々取ったらクソイケメンというね。
いや変なメイクしてても顔良かったけど…何なの？？まじでそろそろ手が出るよ？？？(キレ気味)
いやまあ....そろそろ手が出そうっていうか…もう半分出かけてるというか、なんというか引っ込んだというか。 (ガン飛ばされた)(チキン)
仕方ないジャン！？命大事だよ！！(チキン)
「というかA、めちゃくちゃ目立ってますけど…良いんですか？手紙には極力目立たぬようにと何度も念押しされてた気が…」
「1人くらいまともなのが居ねえと逆に怪しまれる可能性がある。考えてもみろ、お前らみたいなのばっかだと派手に怪し過ぎんだろ」
「オメーが化粧したんでしょうが！！！」
そう叫んだ瞬間に宝石ジャラジャラ男により腹に1発決め込まれた善逸。(そのまま倒れた)
見てるこっちが痛くなる程、綺麗に決まった右ストレートに思わずお腹を抑えてしまう。
そして「どうした、腹でも空いたか？」と彼を善逸を担ぎながら此方に視線を寄こした彼の、なんとサイコパスな事か。
てか何でこのタイミングで腹が空いたと思った？？？
逆にもう今の見てお腹いっぱいだわ。(？)
「A…もしかして腹が痛いのか！？それはいけない！すぐ厠に…」
「何だお前腹痛ェのか！！まったく…仕方ねえ子分だぜ！待っててやるから早くその辺でしてこい！！」
『いや別にうんこでもねえしその辺でもしねえから！仮にそうであったとしても乙女に野糞しろってか！？もうヤダこの天然長男と野生児！！お下品ｯ！！！』
「人の事言えねえだろ数秒前の自分の言葉振り返ってみろ」
まったく、そろそろ着くから大人しくしとけよ、と。
彼に言われて目を向ければ、目前には派手で賑やかな花街がすぐそこに迫っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 794人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
chiaki0708(プロフ) - 煉獄さぁぁぁぁぁぁーーーん！！！！希望が！！！！！希望の光が見えてきています！！！！！！ (2021年11月8日 3時) (
レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - あおいさん» あれ！？カマドウマって居ない地域もあるんですね！？ゴキブリと一緒ですかね！おばあちゃん家によく出没して枕元にいる事がよくあったので毎回悲鳴上げてました。まじきっっっしょいっすよあれ！！実物なんかてらてらしてるんですよ！！アッ要らない説明申し訳ない！！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - むーむさん» むーむさん読んでくださってありがとうございます！！！最初はこんな展開にするつもりじゃなかったんですけど我慢なりませんでした！！！！夏目ちゃんが皆様に愛されてて本当に嬉しい限りでございます！！！これからもこの小説をよろしくお願いします！！！ (2020年12月11日 20時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - カマドウマって虫なんですね！調べて画像みてびっくり！きしょい！笑 (2020年12月11日 5時) (レス) id: 777a49a0dd (このIDを非表示/違反報告)
むーむ - 良い作品すぎてここまで一気に読みました！まさかの展開に涙が止まりません・・・！夏目ちゃん大好きです！！ (2020年11月21日 7時) (レス) id: 16dc7f8d63 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あまいろ
| 作成日時：2019年10月15日 0時
