第83話：ゴキブリの様に力強く ページ34
「誇り高く？ご武運？どういう意味だ？」
バアチャン・ヒサの元から旅立って割とすぐ。
先程の彼女の言葉が気になったのか、走りながら伊之助がそう問うてきた。
澄んだ(？)猪の瞳が此方を見つめてくる。
まあ...澄んでるというか虚ろというか。どこを見てるのかすら分からないけれども。
多分、こっちを見つめている。(自信無い)
『...ほら炭治郎、伊之助が聞いてるぞ！』
「え、俺なのか！？」
猪の虚ろな瞳をずっと見ていたら何だかよく分からなくなってきてしまったので(？)、とりあえずここは長男である彼にぶん投げよう。(クソ)
いやごめん炭治郎。今は手元にGoogle先生も居ないし、何より説明するのが果てしなくめんどくさいのだ。(クソ)
いきなり言葉の意味を説明しろって言われる程めんどくさい事はないよね。
というか説明のしようがなくない？そんな難しい言葉。よりによって何でそのチョイスなの？？
私の国語力の無さ舐めんな？(キレ気味)
「そうだな、改めて聞かれると難しいな...誇り高く..自分の立場をきちんと理解して、その立場であることが恥ずかしくないように正しく振る舞う事かな」
『炭治郎って広辞苑だったの？(困惑)』
「え？」
よくもまあ、そんなにスラスラと国語辞典も顔負けの(？)説明ができるもんだ....と、彼に尊敬の眼差しを送れば、「それからお婆さんは俺達の無事を祈ってくれてるんだよ」と、さり気なく�爐管隸伸瓩寮睫世睇佞餌�してくれた。
すげえ長男何でも出来る！！！(過信)
もしかして高校に通ってる現役JKの私より頭が良いのでは！？
『ま、まあ私も分かってたけど？説明できたけど？ここはあえて炭治郎に((「その立場って何だ？恥ずかしくないってどういう事だ？正しい振る舞いって具体的にどうするんだ？何でババアが((ry」広辞苑で頭叩き割るぞ』
「それは...」
「何も関係ないババアなのに何でだよ。ババアは立場を理解してねえだろ」
「....」ﾑﾝｯ
「あっ、加速した！」
流石のお兄ちゃんも質問に質問を重ねゆく伊之助にイラｯ☆としたのか、走る速度を上げてあっという間に前の方に行ってしまった。
しかもムンｯと頬を膨らましながら...って、ん？
ちょ待てよ！君が居なくなったら誰がこやつの溜まりに溜まった疑問を消化するの！！！(クソ)
「おい！どういう事だよ！」
『(えー...私に聞く？)さあ...ゴキブリのように力強く生きてね〜！って事じゃない？(適当)』
「Aちゃん面倒臭いからって適当な事教えないで！？」
第84話：SAN値！ピンチ！→←第82話：いざ那田蜘蛛山へ！
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あまいろ(プロフ) - カナさん» 読んでくださってありがとうございます！！絵上手いですか！？もーーこれ以上喜ばせんといてー！！！(大歓喜)これからもこの小説をよろしくお願い致しますね！！！コメントありがとうございましたｯ！！！！ (2021年1月4日 0時) (
レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
カナ - 絵も上手いし、ギャグ線も高いとかもう神超えてます！更新楽しみにしてます(^-^) (2021年1月3日 9時) (レス) id: a98d39be7b (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - にゃふさん» そういってもらえると！！！どちゃくそに喜んじゃいますよ私！！！！読んでくださってありがとうございます！！！これからもこの小説をよろしくお願い致します！！！ (2020年12月30日 21時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
にゃふ - 絵がうまいです!! (2020年12月11日 17時) (レス) id: 2c9f18fc80 (このIDを非表示/違反報告)
あまいろ(プロフ) - 木製さん» 伊之助のほわｯてやつ可愛いですよね！？どちゃくそに可愛い！！！夏目ちゃん思った以上に読者の皆さんに人気で嬉しいです・・・私のタイプを全部注ぎ込んだら夏目ちゃんが出来ました！！！5年掛かりました！！！ガチで！！！ (2020年11月9日 18時) (レス) id: a7b2172907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまいろ
| 作成日時：2019年8月9日 1時
