感情 ページ9
食物連鎖の中で弱い者は強い者に喰われる…
例えれば、貴方は小さな鳥で相手は大鷲だ
勝てるはずがない…、そんな相手に出会してしまったのだ
『気ッ色悪い、離れろッ!!』
と貴方はいい左手でラケットを退かした、
それを狙ったかの様に一瞬にして貴方の左手首と頸を鷲掴み
地面に倒れた
所謂馬乗りだ…
『グッ、離せッ!』
右手で抵抗するもで最も簡単に両手を取られる…
?「言っただろ?悪い子だねって?
だからね、お仕置きさ、お嬢様…?」
『ッッッ!!』
全身に鳥肌が立つ、気色悪いだけではない…
恐怖…
と言えば良いのだろうか…。
それに近い感情が出た
目の前の男性は危ないやつで、怖いやつと知った
が、貴方は敵抗してもビクともしない
『イヤッ!離せッ!本当にッ!』
そう何度も言うが笑ったまま貴方を見る
?「さ〜て、楽しいお仕置きの時間だよ、
頸を握っていた手が少しずつと強くなる
貴方は察した…相手は貴方を容赦なく"殺す気"だと…、
『だっれかッッ!!助けってッ!誰かッ!』
息はまだ出来るも大きな声が出せない
その苦しんでいる様子をその人は見ている
それも、笑って…
もはやサイコパス…、そう思っていると
?「チハルちゃんッッ!!」
誰かが貴方の名前を呼んだ
『ッ!幸村さんッ!不二先輩ッ!!』
?「あらら〜?
そして貴方の耳に近づき、ひっそりと言った…
「じゃ、また会おうね…、
ま、それは明後日位のことだけどね…?
フフッ…」
『な、んでッ!』
解るッ?…、そう言う前に男性は消えて行った…
?→幸村「大丈夫かい!」
『は、ハハッ…、あと一歩で死んでたかもしれませんねッ…』
と苦笑いしながら言った
その頸と手首には掴まれた跡
不二「チハルちゃん、頸が…」
『はは、…怖ッ…』
緊張が解れたか、目からポタポタと涙が出る
『あれはマジで怖いッ…、本当にシャレにならないって…』
汚れた手で自分の口を塞ぎながら泣く貴方に
2人は悲しい目で見ていた
幸村「濡れてるね、これ着てて」
そう言い貴方に羽織っていたジャージをかけた
『ありがとうッ…、ございます。
幸村先輩ッ…、』
不二は貴方の頭を撫でて「がんばったね」と言った
幸村は貴方の視線にしゃがんで肩を叩きながら同じく言った
『へへ、ありがとうございますッ…』
そう笑ったら、2人はホッとして笑った…
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←危機が迫る夜の中
28人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Fukumin(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!頑張ってやります! (2020年3月2日 23時) (レス) id: 6726d13635 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました^_^続きの更新頑張ってください!! (2020年3月2日 20時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ