季節の呼吸を持つ少女【鬼滅の刃】第壱話

第肆拾漆話 ページ49

炭治郎「…？ハルミどうしたんだ？」


突然炭治郎は問う

『?』
炭治郎「いや…、なんかさっきと違う匂いが、、」


貴方は考えた。
1つは先程の想い人と云われた事、もう1つは…

『き、気にしないでください。こ、これはその……そう!!
炭治郎君と禰豆子(ねずこ)ちゃんに会えたからですよ!』


と慌てながらも云うと炭治郎は少しだけ頬を赤くした
それと同時に炭治郎は何か(・・)に悩んでいた


『…？炭治郎君？』
炭治郎「ん？あぁ、なんでも無いよ？後…ごめんな禰豆子、置き去りにして」


すると貴方と炭治郎を繋いでいた禰豆子は止まる


禰豆子は何か(・・)を睨んでいた…

前を見ると、
そこには……。


？「…」


あの時、女性の隣に居た男性だった…
貴方達はその男性の方へ近づく


炭治郎「待っててくれたんですか？」
？「お前達を連れてくるように、あの方(・・・)に言われたんでな」

炭治郎「俺は匂いを辿れます」
？「目眩しの術をかけている場所にいるんだ。辿れるものか…」
「『目眩し……』」


次の言葉、男性の発した言葉は炭治郎に火がつく…


？「それより。鬼じゃないかその女は…



しかも醜女だ


」



「『、、……ッ!?』」


すぐ様2人は禰豆子をみた
その時の禰豆子の顔は少し悲しんでいる


炭治郎「醜女のはずないだろッ！！よく見て見ろこの顔立ちをッ！！
町でも評判の美人だったぞッ、禰豆子は！！」


炭治郎はとても怒った


『そ、そうですよ!流石に醜女は…』
？「お前もだ、醜女」


貴方も指してそう云った


『え、ぁっは、はい…』


なんとも云えない返事
理由は簡単…、自分を高く評価してないから…だ


炭治郎「うぉおおおい!!お前善い加減にしろッ!!見ろ!見ろきちんと!!!
禰豆子とハルミの顔立ちをッッ!!

こんなにも美人だぞ!!??2人はそれを醜女ってッ!どういう意味だッッッ!!!???」


炭治郎は貴方の分まで怒った


(『…、別に気にしていないけど…、少し傷ついてしまったのは本音。
しかし禰豆子ちゃんに云うのは善くないかと……』)


と貴方は心の中で考えた


？「行くぞ」
炭治郎「いや行くけれどもッ!醜女は違うだろ!絶対!!」


炭治郎は禰豆子の肩と貴方の手を取って男性の後ろをついて行く


炭治郎「もう少し明るい処で見てくれ！

ちょっとぉ!!


あっちのぉ!!!


方のでぇ!!!!

」


その声は近所迷惑になるのでは…？と思うほど大きい声だった…
　
　
　

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