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第拾壱話 ページ13

炭治郎「…わかった」


たったこの一言を発した


『ありがとございます、炭治郎君。またね(・・・)…』
炭治郎「!!うん…、漆日間後にまた(・・)会おうね…!!」

笑いながらそう云い、2人は別々の方向へと進んだ

___


『はぁ、はぁ、はぁ…。ッ!!』


後ろからの気配(・・)
振り返れば……


鬼「もらったぁあああああ!!」

既に鬼はそこにいた
鬼は宙に浮かんでいた

あと数cmで顔を引きちぎられそうになったが
一瞬にして避けた


『ッ…!!』

髪の毛何本かが切れる

鬼「久しぶりの肉だぁああ!!
しかも貴様はあの稀血(まれち)だぁあ!!

喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!
喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!喰わせろ!

喰わせろぉおおおおおお!!」
狂ったように「喰わせろ!」を連続
そして最後に言葉で貴方の方へ飛んでいく


『全集中 季節の呼吸 壱ノ型 春 _____春風駘蕩』


刃から桜の花びらが現れる
周りは明るくなり、まるで花見をしているかの様な綺麗な風景
そして生暖かい春風

シュッ…


『…』


音を立てずにいつの間にか鬼の後ろにいた
鬼は振り返り襲おうとしたが…


ポトッ


鬼「ぇ…」

自身でも分からない…と云う顔をしていた
そう…、頸はもう斬られていた(・・・・・・)


鬼「(痛みさえも感じなかったッ…。
何だこいつッ…只者じゃ、ねぇ…)
ク、クソゥ…ッ、」


ポロリと涙を流す鬼に対し、貴方はこう云った


『私は、貴方が多くの人を食べた事には許せませんが、
貴方がこうなってしまった事には、私は悲しいです』

そう云い刃を戻し、落ちた顔を拾って抱いた


『来世はどうか、幸せな人として生きてくださいね…』

そう云った
鬼は手から消える直前、こう云った…


鬼「ッ…、あり、がとうッ…」


人間の様に微笑んでいた笑顔は消えて逝った…


『…』


無言で立ち上がる。そして落ちていた枝を土に挿した
そしてお参りをしてその場から去った…




『…』


貴方は東へと進んでいった
理由は朝日が1番早く出る為…

しかし、その考えは炭治郎と同じだった事は誰も知らない…
そして再び会うことも知らない…


剣士「うわぁあああ!!」

『ん?』


悲鳴が聞こえた
貴方はその方へと歩いていく。そこには…


『なんだ、あれはッ?』


そこに居たのは…

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作品ジャンル:アニメ
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Fukumin(プロフ) - 麗さん» 本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします…(_ _) (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - 麗さん» 教えてくださり、本当にありがとうございます。因みに41ページは多分、その時の私は「肩」と言う文字を間違えてしまったと思います(汗 (2020年10月6日 10時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 44ページの 炭治郎を怪我していない方の左手首を掴み 貴方を包む とありますが炭治郎をだと不自然な文章になっていると思います (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 41ページの 男性の方をある人が取った とありますが取ったとはどういう意味でしょうか? (2020年10月6日 10時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 20ページの、吹いたとありますが拭いただと思います (2020年10月6日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Fukumin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月24日 11時

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