Xl ページ14
…
私たちは古びた倉庫にやってきた
そしてそれぞれの倉庫内に置かれている木箱に腰掛けた
因みに私は今小さい為、中島さんにおんぶされ、やっとの事で上に乗れた。
と云う状況…
身体小さいって本当に大変…(汗
私は今中島さんの隣です
照明の点いていない薄暗い中、太宰さんは本を広げて、
その本を熱心に読んでいた
中島「太宰さん…、何を読んでるんですか？」
太宰「
中島「こんな暗い中でよく読めますね…(汗」
確かに…
太宰「目はいいから。
それに、内容はもう凡て頭の中に入ってるし…」
…
あの本さ…
「完全自 殺読本」って書かれている気がするけど…
気のせい？…いや…あり得るか←
中島「じゃあなんで読んでるんですか？」
太宰「何度読んでも善い本は善い」
少し苦笑いする中島さん…
でも、太宰さんの発言は間違っていない…
好きな本はやっぱりなんでも見てしまう
中島「……。本当に虎はここに現れるんでしょうか？」
太宰「【現れる】」
中島「ヒィッ！…」
！！…なんで太宰さんは、そう予言できるのだろうか？
謎で仕方ない…
太宰「…心配いらない」
中島「…え？」
太宰「虎が現れても、私の敵じゃないよ。
こう見えても、武装探偵社の一隅だ」
中島「…、すごい自信ですね。
…なんか羨ましいです」
そう云い、膝を抱え顔を埋める
中島「僕なんか、孤児院でもずっとダメな奴って言われてて。
その上、今日の寝床も、明日の食い
……、確かにこんな奴がどこで野垂れ死んだって誰も気しない…。
いや…いっそ
『ッ』
そんな事言っちゃダメ！！…
そう云いたいのに…ッ、言葉が出てこない
私はただ、黙って中島さんを見ることしかできなかった…
『な、中島、さん？』
中島「？」
『わ、私は…。あ、貴方に死んで欲しくない、です』
中島「ぇ…」
『きょ、今日会ったばかりの私が云うのも変ですが…
中島さんは優しい人です、とても…。
だって、溺れてた…訳じゃないけど(汗
その太宰さんを助けたのですよ？普通はできないと思います…
私はただ、呆然と立っていたのですよ？ッだから！！
中島さんは！！』
…ッ、もう、言葉が出ない…
何を言えば佳いのかわからない…
ポンッ
『ぇ…』
中島「ありがと、チハヤちゃん(笑」
ッそんな辛そうに笑わないでください…中島さんッ、
こっちまで、心が痛くなるじゃんか…
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Fukumin(プロフ) - ｖｆｖさん» 精神が15歳でも肉体が10歳ということもあり、やはり行動範囲も狭まりますしね……、、何より実際に目の前にした時に行動できるかという点も考えた結果……、、頼りない夢主になりました(( (2022年6月11日 14時) (
レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
ｖｆｖ - なんか夢主が頼りなさすぎでは。。。。 (2022年6月11日 12時) (レス) id: f535fb15b1 (このIDを非表示/違反報告)
Falseｰitsuwariｰ - うふふふふふふふふふふ(あ、変人扱いされた…) (2020年6月29日 16時) (レス) id: b7d3a3cd31 (このIDを非表示/違反報告)
Fukumin(プロフ) - Falseｰitsuwariｰさん» ……、ぐへへヘヘヘヘヘ← (2020年6月19日 8時) (レス) id: 10fe8c91db (このIDを非表示/違反報告)
Falseｰitsuwariｰ - えへへへへへへへへ (2020年6月19日 6時) (レス) id: b7d3a3cd31 (このIDを非表示/違反報告)
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