ドラゴンボール超(スーパー)(漫画編) Part2

ブルマ「並行世界！？」 ページ7

トランクスは小さな窓から外を見る


トランクス「暗くなったら出発しよう。17年前に」
マイ「17年前？」

トランクス「あぁ！父さんたちが生きている…、【並行世界の過去】に行くんだ！」


それが、彼に…トランクスにとって唯一の希望だ


……


［現在］


ブルマ「並行世界!?」
『…ん？』


宙に浮いて気をコントロールしてる中、言葉が耳に入る


ウイス「悟蘭さん、気が崩れてますよ！」
『す、すみません！』
といい、再び目を閉じて気をコントロールする
しかし気になってしまうのは"さが"だ

集中する中、貴方は考えた


並行世界は言い換えれば代替宇宙、並行時空…【パラレルワールド】と言われる
タイムトラベル、タイムワープとは少し意味が違う。


ある時空から分岐し、それに並行して存在する別の時空

と言うことだ。
……そうえいば、、

"とあるSF作家"の著作のなかで【祖父殺しのパラドックス】というのがある
親殺しのパラドックスとも言われる。

簡単に言えば


時間を遡って、血の繋がった祖父を祖母に出会う前に殺してしまったらどうなるか

と言う話だ。

だがその結果…親も生まれてこないし、結婚もしてないと言うことになり、
最終的には自分自身も生まれてこないと言うことになる
タイムトラベルもできなくなってしまう。

だが"逆に"考えれば、その人自身がいなければ祖父を殺せないし死なずに祖母に会える
するとまたタイム飛べれるをして…と堂々巡りになる


これを「論理的パラドック(矛盾)」と言うものだ


テセウスの船もパラドックスに関する話でもある。


と色々考えたものの…


『頭がこんがらがってきた』
ウイス「はい悟蘭さん集中してください」


ゴツンッ


鈍い音が頭に響いた


『いだぁ!!??』


……


［トランクスの未来］


マイ「なぁトランクス…、なんで17年前なのさ」


荷物を準備しながらいう


トランクス「以前に使ったままなんだ。設定を変えると、恐らく同じ世界には行けなくなる」
マイ「人造人間を倒すときに使ったんだっけ？」
トランクス「あぁ、そのおかげで父さんたちが生き続ける世界ができたんだ」

マイ「こっちの世界でもあんたが人造人間を倒してくれ…その後は平和が続いたんだ。
……

"あいつ"が現れるまでは…」
トランクス「……」


トランクスは立ち上がる
少し不安もあるが2人とも、行く決意を決めた

トランクス「急ごう」
マイ「うん！」

…

"アイツ"が現われる→←其之十四 未来からのSOS

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す