小さいすのーまん２ (ページ13)

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ゴールデンタイム(岩本) ページ13

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宮ちゃんとのかくれんぼで鬼になった。

すぐに見つかるだろと思ったら、

意外と逃げ足早くて見つからない。

あと見てないところはテーブルの上。

茎ワカメの袋やビールの缶、隠れるところはありそう。

お姉さんが立ち上がったのを見計らって

探しに来たけど……見つからない。

「宮ちゃーん、どこ行ったのー？」

降りようかなと、降りられそうなところを探していると

いつの間にか戻ってきているお姉さんに驚き、

思っていたよりも近くで見ると大きくて

思わず巨大おっさん女子！と叫んでしまった。

怪訝そうなお姉さんの顔を見て心が痛む。

ごめんなさい。

お姉さんなら知ってるかなぁと尋ねてみると

さっきまでだし巻き玉子を作っていたらしい。

そんな話から宮ちゃんの話になり

聞き上手なお姉さんにどんどん話していた。

ふと見た時計は22時を指していて

時間を忘れるほど話していたことにも気づく。

夜の分の筋トレもしてないし、

戻らないといけないことを伝えると

そっか、それは残念。私はもう少し！なんて

少し顔を赤らめながら話すお姉さん。

仕事の疲れとかストレス発散なのは分かるけど、

体は大事にしてほしいな…そう思いながら

「お肌のゴールデンタイムだから寝なよ。
俺は筋トレしてから寝るから
じゃ、おやすみ。」と別れた。

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数年の間に宮ちゃん呼びから
だて様呼びになってしまうとは(´･ω･ `)