学校に行く前に ページ14
翌日。
昨日の夜考えたことに今日も納得していた。だから今日、その事をBinTRoLLのリーダーであるしるこさんに話そうと決めていた。
その前に考えたことを真礼ちゃんに話した。もの凄く驚いていたけど、1回ならいいんじゃない？と言われた。それと、困ったらいつでも連絡してきてもいいよと言われた。
今日はしるこさんといちはちさんが家にいる。
学校に行く前に話しておこう。…その前に登校の準備をしなければ…。
そう思って授業の準備をしているとコンコンとノックが聞こえた。
「Aー。」
しるこさんの声だ。何か用事でもあるのだろうか？
「はい。入っていいですよ。…どうしましたか？」
しるこさんが部屋に入ってきた。
「なんの用事もないけど、なんとなく。」
しるこさんはニコッと笑った。
…今話したほういいのかな。
「あの…、昨日から考えてることがあって。」
真剣に言ってることが伝わったのだろう。しるこさんの目が少し鋭くなる。
「どうしたの、言ってごらん？」
すごく緊張する。声が出にくくてすぐに喉が渇きそうになる。
「えっと…、私、…BinTRoLLを抜けます。」
「は！？…なんで？」
私はしるこさんに考えたことを説明した。
私がいないほうが皆がゆっくりできるんじゃないか、私がいなければ皆はゲームや好きな事に熱中できるんじゃないか。私がいなくなればいいんじゃないか。迷惑をかけたくないからBinTRoLLを抜ける。
私は打ち明けることができてちょっとスッキリしていた。戻ってくるなと言われたら今までありがとうと伝えて出ていくつもりだったし、甘えてばかりはいられないって思った。
私の話を聞いていたしるこさんが口を開く。
「…嫌だ。」
私が予想していた言葉とは全然違った。しるこさんはちょっと怒っているようにみえた。
「俺たちじゃ頼りないの？俺たちといても楽しくないの…？なんでよぉ！？」
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明乱(プロフ) - れーてぃさん» ありがとうございます！様付けなんて…そんなに偉くないですよ！(汗)楽しんでもらえて本当に嬉しいです。学パロいつか絶対に投稿するので楽しみに待っていただけると幸いです！応援ありがとうございました！ (2021年4月27日 7時) (
レス) id: 4824e32e37 (このIDを非表示/違反報告)
れーてぃ(プロフ) - 明乱様！この度は素敵な作品をありがとうございました！とても楽しくドキドキしながら読ませていただきました。学園モノ！いつかいつか楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！ (2021年4月27日 0時) (レス) id: 32c4873a4c (このIDを非表示/違反報告)
明乱(プロフ) - そらなぁさん» ありがとうございます！独り言も読んでくれたんですね。期待に答えられるように頑張リます。 (2021年2月22日 20時) (レス) id: 4824e32e37 (このIDを非表示/違反報告)
そらなぁ - コメント失礼します。前作から読んでいるものですが、コメントできずすみません。これからも応援していますので頑張ってください！ (2021年2月22日 18時) (レス) id: 9b06ee166f (このIDを非表示/違反報告)
明乱(プロフ) - 焙じ茶さん» 前作もコメントしてくれててありがとうございます！そうですね、体調悪くしないように気をつけます。いつも応援ありがとうございます。 (2021年2月22日 8時) (レス) id: 4824e32e37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明乱ｰｱﾗﾝｰ | 作成日時：2021年2月21日 22時
