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見舞カンツォーネ ページ12

ピンポーンと、インターホンが鳴る。


病院に行って彼女を訪ねると、自宅休養しているとのこと。

記憶の一部は失われたが、からだは全身打撲ですんだため、

本人が自宅休養を希望した。






何度か来たことがあると言えど、やはり緊張する。




だって彼女には…俺は“初対面の男”だから。





「はい!…あ、前のひと…」


よそよそしく玄関に出て来る茜音



「カルマさんですよね。」


「そうだけど。これ」



川辺で摘んだ コスモスの花束






「お見舞い」

花束ワルツ→←教室グアラニア



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作者名:楓香@赤羽業(元璃夏) | 作成日時:2017年2月4日 14時

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