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結局、次の休みには深澤さんとのドライブデートが決行されることに。
今日も仕事終わりだという深澤さんに指定された場所へ、車を走らせる。
車なんて久々に運転したし、そもそもこれレンタルだし。
どんなデートだよ…と呟きながら、とりあえずゆっくり車を停めた。
チラリと横目に通る人を見ていれば、遠目に深澤さんっぽい人がヨロヨロと歩いてくるのが見える。
誰かと一緒に居るみたい。
近づくにつれ、やっぱりそれは深澤さんだなと認識して。そんな深澤さんにコンコンと窓を叩かれた。
「Aちゃん、まじありがとぉ」
「これ、ちょっとしたものなんだけど、お礼ね」と深澤さんは、コーヒーショップの袋をドアを開けて入れてくれる。
コーヒーのいい香りが車に漂う。
「…あ、お姉さん」
「ん？はい」
深澤さんに気を取られていて気づかなかったけれど、まだそこにいた深澤さんと一緒に歩いていた人が、口を開いた。
お姉さんと呼ばれ、不覚にも顔を上げれば
「あっ…ピンクの…」
「やっぱり！いつも行く本屋のお姉さんだ！」
この間もお見かけしたばかりのピンク髪のお兄さんがそこに立っていた。
え…え…どういうこと？
「え、Aちゃん佐久間と知り合い？」
「いや、知り合いというか…」
「うん、知り合い！！！俺がいつも行く本屋の店員さん！いつもお姉さんが作るポップ見て俺漫画買ってます！」
ピンク髪のお兄さんはそんな嬉しいことを言ってくれた後、「ご紹介遅れました。SnowManの佐久間です！」と優しく微笑んでマスクを下ろしてくれる。
…信じられない。このお兄さんが深澤さんと同じアイドルグループだなんて…。
呆然とする私をよそに「あー深澤、だから最近本読んでたんだ！」「今はそれ関係ないだろ」と揉め始める2人。
頭が追いつかないけれど、この間SnowManの雑誌を買った時、ピンクの髪の人が一人いた気がしなくもない。
「いつもこの後飯行くこと多いんだけど、今日は無理ってしつこく言うから着いてきてみたら…こういうことね」
佐久間さんは「にゃはは」と楽しそうに笑う。
「…まぁいつかは言うつもりでいたからいいんだけど」
「聞いて、お姉さん。深澤最近ずっと空き時間LINEしてるか本読んでるかなのね。スマホ覗こうとすると避けるし、もう怪しすぎて」
「おい、佐久間それ以上言うな」
「待ち受けコッソリ見たら、女の子の後ろ姿だったんだよ！見てこれ！」
深澤さんは「待て！」と佐久間さんを制した。
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minmin(プロフ) - mizuiroさん» ギュンギュンを届けられて嬉しいです！夜は眠れているようで安心しました笑 (2022年5月24日 19時) (
レス) id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
mizuiro(プロフ) - めちゃめちゃキュンキュン...いえ、ギュンギュンします！！続きが楽しみで夜しか眠れないです！！ (2022年5月24日 10時) (レス) @page41 id: c168ba2284 (このIDを非表示/違反報告)
minmin(プロフ) - rinaboyaさん» ありがとうございます！面白いと言われるのが一番嬉しいです😊頑張ります！ (2022年5月20日 22時) (レス) id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
rinaboya(プロフ) - ほんとにこの小説が面白すぎます...これからも頑張ってください！ (2022年5月19日 23時) (レス) @page34 id: a9150a3a31 (このIDを非表示/違反報告)
minmin(プロフ) - 深澤りんさん» ありがとうございます！(^^) (2022年5月12日 20時) (レス) @page28 id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minmin
| 作成日時：2022年4月18日 21時
