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ふかざわ たつや俺今仕事終わった❗️✨
ふかざわ たつや俺の方が早く仕事終わるから、迎えに行くね❗️DVD借りてきたから今日はうちおいで❗️
心配していた深澤さんの情緒だけれど、今日はすごく気分が良いみたいだ。良かった。
チラリとLINEを確認して、ポケットにスマホを入れた。
夜の22時も回って、本屋の閉店業務を着々と進めていたら、今日一緒に遅番に入っていた男子大学生が「あのー」と声をかけてくる。
180cmくらいあって、大人しそうな眼鏡をかけた彼。意外と端正な顔立ちをしていると思う。
半年ほど前に入ってきたのだけれど、基本的に大学の後にシフトに入るため、二人で閉店業務をすることが多い。
「原田さん」
「はい」
「彼氏とかいるんですか」
思わずレジを閉めていた手をピタッと止めた。
普段他愛もない話をすることはあっても、こんなに直球でプライベートな質問をされたことはない。
しかも、彼氏の有無だなんて。
当の彼はダンボールをパタパタと片づけながら、特に興味もなさげに私の答えを待っている。
「いますよ」
「へぇ………………って、え！？」
私が素直にそう答えると、何故か間をとって驚き始めた。
「そんなに、意外ですか」
「あ、いや」
「私が醜いからって。そんなに素直にリアクションされると流石に凹みます。」
「違います本当！恋愛とか興味なさそうだなって思ってたから」
「いいんですよ。フォローしなくて…」
怖気付きながらも、慌てて「本当に違いますからね。醜いだなんて思ったことないですから」と、付け加えて、頭をぽりぽりと掻きむしる彼を見ていたら、段々と凹んでくる。
「むしろ…」
「むしろ？」
「いや…なんでもないです」
しかも何か言いたげなのを我慢されるものだから、むず痒くなった。
彼はダンボールを雑にガサガサと積んで、私を振り返って、「帰りましょう」と静かに笑って言った。
ザーザーと雨が降っている中、二人でガシャガシャッと店のシャッターを閉める。
「私今日、彼が迎えに来ているので」
こんなこと自分が言う日など来ると思っていなかった。
いつも帰る方向が同じ大学生くんと、一緒に帰ることも多かったから、先に伝えておかなければならない。
「そうなんですね」
「はい」
彼の声を横耳に、LINEを見ると
ふかざわ たつやあと数分で着くよ❗️
とのこと。
「私、しばらくここで待つので…」
「なら俺も待ちますよ」
私が言うと、買い気味に彼は言った。
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minmin(プロフ) - mizuiroさん» ギュンギュンを届けられて嬉しいです！夜は眠れているようで安心しました笑 (2022年5月24日 19時) (
レス) id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
mizuiro(プロフ) - めちゃめちゃキュンキュン...いえ、ギュンギュンします！！続きが楽しみで夜しか眠れないです！！ (2022年5月24日 10時) (レス) @page41 id: c168ba2284 (このIDを非表示/違反報告)
minmin(プロフ) - rinaboyaさん» ありがとうございます！面白いと言われるのが一番嬉しいです😊頑張ります！ (2022年5月20日 22時) (レス) id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
rinaboya(プロフ) - ほんとにこの小説が面白すぎます...これからも頑張ってください！ (2022年5月19日 23時) (レス) @page34 id: a9150a3a31 (このIDを非表示/違反報告)
minmin(プロフ) - 深澤りんさん» ありがとうございます！(^^) (2022年5月12日 20時) (レス) @page28 id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minmin
| 作成日時：2022年4月18日 21時
