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阿「俺が前の人のこと忘れなくて良いって言ったんだから良いんだよ。
ただね、俺じゃ幸せにはやっぱり出来なかった。」
「亮平…。」
阿「会ったんでしょ？聞かなくても分かるよ。俺はAのことが好きだからね。」
その笑顔が、今は果てしなく苦しい。
作り笑顔をさせてしまっている自分に腹が立った。
阿「同窓会ににもし行って再会したら、Aはきっと真実を知ることになる。そしたら俺に縋る理由は無くなるでしょ？
分かってた。俺はAを手離さないといけない。でもそれが嫌で、別れる時くらい嫌われたくて冷たくしてた。…ごめんね、A。」
数ヶ月前から亮平が急に冷たくなり出した理由。
それは、私のせいだったんだね。
それなのに、マンネリ化だなんてそんな安直な考えだった。
阿「本当は行かせたくなかったし、会わせたくなかった。だけど俺は3年前、幸せにするって決めたから。
せっかく何ヶ月も前から冷たくしてたのに、結局行く日はキスしちゃったけどね。締まらないでしょ、俺。」
「こうなるって全部分かってたの…？」
阿「うん。だから俺、Aが悪いなんて思ってないよ。俺は好きな人には幸せになってもらいたいの。
＿＿＿俺にとってAは、一筋の光だからね。」
そうやって私のことを光芒に喩える彼こそ、私にとっての光芒だったんだよ。
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た あ す ん 。(プロフ) - ぽにょさん» 嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。阿部くんsideのお話をずっと書こうか迷っていたので、これを機に書きたいなと思います。背中を押してくださりありがとうございました、どうかそちらでもよろしくお願い致します。 (2020年7月7日 1時) (
レス) id: b94247b389 (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ(プロフ) - 切なすぎて泣けました、、、これあべくんとの幸せなエンドも番外編とかでいいのでよければ書いていただきたいです、応援しています！ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 2c3c24b282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深
| 作成日時：2020年6月16日 3時
