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涼「…だーいぶシケた顔してんね。大丈夫？」
「…大丈夫じゃない。」
涼「だよね、まあそれで良く1ヶ月持ったものだわ。」
あの同窓会から1ヶ月、私は漸く涼と予定を合わせて会うことができた。
元々亮平は新プロジェクトで1ヶ月は会えないって言われていたし、辰哉ともあの後からは会ってない。
本当に、よくこの1ヶ月この状態で耐え抜いたものだ。
「涼はどうだったの？あの後。」
涼「私は健全。それよりA、結局どうなったの？」
「…行った、ホテル。」
涼「あらまあ…。」
私は涼に会ったことを事細かに説明した。
向こうにも彼女がいること、それなのに流されてホテルに行ってしまったこと、6年前のこと、今後のこと。
そして、結局私は辰哉のことを忘れられずに今もいるということを。
涼「最低、だね。」
最低だと罵ってくれるのは涼だけだ。これで良かった。
許されて良いワケ無いんだもん。誰かにそう言われて自分を否定されたかった。
それでも、涼は。
涼「…でもこうなるんじゃないかってAも、きっと亮平くんも思ってたんじゃないの？
深澤がいるかもしれない場所に敢えて行ったんだから、それなりのことがあってもおかしくないって思ってたんじゃないの？」
涼が言ったことは正論だ。私は彼に会いたくてあの場所に行ったんだから。
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た あ す ん 。(プロフ) - ぽにょさん» 嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。阿部くんsideのお話をずっと書こうか迷っていたので、これを機に書きたいなと思います。背中を押してくださりありがとうございました、どうかそちらでもよろしくお願い致します。 (2020年7月7日 1時) (
レス) id: b94247b389 (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ(プロフ) - 切なすぎて泣けました、、、これあべくんとの幸せなエンドも番外編とかでいいのでよければ書いていただきたいです、応援しています！ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 2c3c24b282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深
| 作成日時：2020年6月16日 3時
