深澤兄妹1

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渡辺side



さっきの休憩を終えてから一時間くらい経った頃



貴「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ ﾊｧ、」



俺の横で振り入れをしているAの

咳をする回数がさっきよりも断然に増えてきた。



それに心做しかフラフラしてる様にも見える。



そんなAが心配なのか


みんなの視線も自然とこちらに向く。



そろそろ声掛けた方がいいかもな

なんて考えていたら、



痺れを切らしたふっかがこっちに向かって来た。




深「A 一旦休憩しな？」


貴「ｺﾞﾎｯ 大丈夫」


深「大丈夫じゃないよ 咳してるじゃん」



貴「まだ平気だもん、 、

お願い。 時間無くなっちゃうからやらせて。」


深「そんなに焦らなくても大丈夫だから」



貴「無理なの、 今やんないと間に合わない ｺﾞﾎｯ」



深「う〜ん、、、 じゃもう少しだけね、

でも一回、５分だけ休憩してきな？

これ以上体調が悪くなったら

もうやらせないからね？ わかった？」


貴「わかった。」



なんて言いながら、休憩しに行ったA。



深「はぁ、、まったく苦笑」



渡「頑固だな笑」


深「本当だよ笑」



今の会話を聞いたメンバーがみんな苦笑いをしてる、


本当に困った子だこと笑



まぁ焦る気持ちも分からなくはないけどね？



どっちかというと俺も性格似てるし、人のこと言えないか笑

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