好きだからこそ居られない・・【SARU】 (ページ4)

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ｍｉｓｓｉｏｎ４ページ4

「・・逃げられたんだ。」

「ご、ごめんなさい・・SARU・・。」

メイアは僕に向かって謝る。

ギリスも隣で誤っていた。

「しかたないさ・・。姿を消せるんだから・・」

そう・・しかたないさ・・。

こんなことになるなら・・セカンドステージチルドレンじゃなくても・・

『・・SARU・・また会える？』

あの時に捕まえておくべきだった。

「・・本当にすまない・・。」

ギリスはどんどん声が沈んでいく。

「構わないよ。・・多分、エルドラドも探すと思うだろうから・・おじさんたちの動きに目を見張っていればいい。」

「だ、だけど・・SARU！あなたはAを！！」

メイアは何かを言おうとした。

だけど、それはギリスによって遮られた。

「僕たちは新しい武器の開発を急ぐよ・・完璧に・・Aを捕まえられるように・・」

ギリスとメイアは僕の部屋を去っていく。

静かになった部屋で僕は一人の女の子の顔を浮かべた。

「A・・」

僕の・・愛する人・・・ーー

何をしてでも君を連れ戻す。

たとえ君が泣こうとも、喚こうとも、いつかは気づく。

僕が・・僕たちこそが正しいということをね！