【HQ】無理なものは無理なんで【木兎光太郎】

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『失礼しまーす…………』



ああ、気まずい。ほとんど知らない人だし




月島ともそれほど話したことない




それなのになぜか巻き添えに…なぜだ……






木兎「なあ赤葦、烏野ってマネージャー3人もいたっけ？」


赤葦「前の合宿にはいませんでしたけど、今日は朝からずっと3人いましたよ」


木兎「そっか！わかんなかった！」




聞こえてますが



まあ実際目立ったこともしてないしこの評価は妥当だろう





とりあえず簡単な自己紹介を済ませておおまかな練習内容も把握した





赤葦「…という感じで、Aには球拾い頼みたいんだけど」



『わかった』



しかし赤葦が同学年とは驚いた。

あの落ち着き具合…何より普通に3年生といるあたりてっきり年上なのかと思ってた









そして強豪校の人達との自主練習がはじまった




こっちのコートは3人で、音駒の主将…黒尾さんは1年生の灰羽君のレシーブ練習に付き添うらしい





…とかそんな悠長なことも考えていられないくらいに次から次へボールが飛んでくる




昼間何度も見ているけれど、やっぱりすごいな




素人でもわかるくらいスパイクの威力が桁違い




これが強豪のエース…




対してその練習についていく月島もすごい





というか練習後にそれだけの体力が残っていること自体凄いと感じてしまう





皆よく１日練習した後であれだけ動けるな





その後黒尾さんが途中参戦しブロックを決めたところでなにやら会話がはじまった





他校の先輩に絡まれる後輩新鮮だな…とそれを横目に遠くにいったボールを拾いに行っていたわけなんだけれど





それもつかの間、音駒がスパイク練に入ってきたタイミングで月島は体育館を出てしまった

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