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合宿5日目 朝
『………………』
元より朝は苦手だ。
それがいつにも増してすごく眠い
今までの高校生活、全くと言っていい程体を動かさなかったせいか、かつてない眠気に襲われている
気を抜いたら、多分その辺で立ち寝できる
清水「Aちゃん、大丈夫？」
『あ、全然大丈夫です………………
………痛い』
谷地「A先輩が……か、かか壁に……！」
見事激突しました。痛い
いつもより酷い眠気のせいでどん臭さが明るみになって嫌だ
《Aさんの弱点その1 朝》
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朝食の時間にて
仕事の一環として食事の配膳をしていた
結構早くに木兎さんと赤葦の姿が見えた
木兎「あ、Aだ！おはよう！」
『あ、おふぁっ……ようございます』
赤葦「随分眠そうだね」
『大丈夫、もうすぐ戻る………多分……恐らく……きっと』
赤ん坊の頃に余裕で1日中睡眠ぶっこいてた時期があったらしい私だが、流石に今は高校生だし、きちんと仕事もしているので寝落ちすることはない……はずだ
白福「そういえば朝起きるのも一番遅かったし〜壁に激突したりもしてたよね〜Aちゃん」
雀田「しっかりしてそうに見えて意外と抜けてるからね〜Aちゃん」
『勘弁してくださいよ…………』
なんか外面がアレだからか、ちょっとドジやらかすだけで目立つらしい
悲しい
木兎「Aちゃんって…………」
一瞬びっくりしたが、そういえばさっき謎に名前を強調されてたのを思い出す
白福「仲良くなったから名前で呼んでるんだよね〜」
え、パスこっち？
『そ、そうですね』
木兎「えーじゃあ俺も！先に仲良くなったの俺だし！良いよな」
『え？どうぞ』
まさかの許可制
木兎「どうだ、俺の方が勝………」
雀田「はーい後ろ詰まってるから行った行ったー」
木兎「だーもう！…………またなA！」
『あ、はい！』
相変わらず嵐のような人だな
雀田「ごめんねAちゃん、騒がしい奴で」
『あーいや全然、むしろこっちの方がお世話になってます』
白福「…ちなみに、仲良し度でいうと私達と木兎どっちが勝ってる？」
『え、いや皆さん同じくらい良くしてくださってるので…
どっちかとかは……』
正直選べない
雀田「……大丈夫、怒ったりしないから」
『いや、本当に』
こういう二択系が選べないのは何も今回だけじゃない
《Aさんの弱点その2 二択》
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HaL(プロフ) - #yuyu*☆さん» そう言っていただけて嬉しいです！更新は遅いですが、完結まで書いていくつもりなので何卒…<(_ _)> (3月10日 17時) (
レス) @page26 id: 16a74d7f67 (このIDを非表示/違反報告)
#yuyu*☆ - めっちゃ面白かったです！(^O^)続きが気になる...笑 (3月3日 20時) (レス) @page24 id: fa3715230e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HaL | 作成日時：2024年1月9日 0時
