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『………はあ………』
多分今年一であろうため息をつきながら席に着いた
これから夕食だというのに、先程の会話のせいでもうお腹いっぱいな気分だ。
それもそのはず私の周りには…
忍者かっけー！と目を輝かせている日向と灰羽君
いじる気満々でこちらをニヤニヤ見ている月島と黒尾さん
何事も無かったかのように振る舞う赤葦と木兎さん
なんともいえないラインナップだな
ちなみに近くに梟谷のマネージャーさん達もいる
………本当に忘れ物あったら良かったのに。そうしたらこうなることはなかったはずだ
何がともあれご飯を食べ始めれば話もそっちに行くだろう
そんな淡い期待をこめながら『いただきます』と言って食事をはじめた。
灰羽「あ、あの！忍…
『だから違うって』
ウッス……」
…もういいだろ忍者は
ただでさえ出会って日が浅いというのに、忍者で認識されたらいやなんだけど。ただの変人じゃん
そんなやりとりを見て日向が何やら嬉しそうに
日向「なんかAさん、思ったより話しやすい人で良かったー！」
……と。
確かにこれまでそんなに話したことはなかった。
というか私自身が声をかけられることがあまりない
月島「へえ、君にも話しやすさとかいう概念あるんだ」
日向「なんだよそれ！」
黒尾「チビちゃんでもこれだからなー
……まあ、多分表情の問題だと思うけど。」
そんなにか……結構普通にしてたつもりだったんだけど
黒尾「A、一回笑ってみて」
笑うって………
『…………こうっ……ですか』
木兎「怖っ！！！！！」
他の面子は口には出さないが、恐らく木兎さんと同じことを考えているだろう。
見ればわかる
同時になんかすごく虚しくなる
『……………もういいじゃないですか、話しやすい人に昇格したんですから…………表情筋には抗えませんよ』
赤葦「………うん。そんなに気にすることでもないと思うよ」
『…フォローありがとう』
赤葦が言うと説得力あるね………とは言わないでおく
……考えたことなかったけど、もっと愛想良くした方が周りの人も取っ付きやすいのかな
マネージャーという立場上、改善する方向でいる方がいいかもしれない
日向「…あ！でも話しかけにくかったというより、話そうとしても見当たらなかったことの方が多かった…です！」
木兎「おお！分かるぞそれ！！」
影薄くて悪かったな
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HaL(プロフ) - #yuyu*☆さん» そう言っていただけて嬉しいです！更新は遅いですが、完結まで書いていくつもりなので何卒…<(_ _)> (3月10日 17時) (
レス) @page26 id: 16a74d7f67 (このIDを非表示/違反報告)
#yuyu*☆ - めっちゃ面白かったです！(^O^)続きが気になる...笑 (3月3日 20時) (レス) @page24 id: fa3715230e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HaL | 作成日時：2024年1月9日 0時
