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向「A今日休みなん？」
『うん、休み』
向「俺も休みやねんな」
『え？今日授業あるって、』
向「昨日詰め込んできた！」
『たまにはえらいね』
向「ったまにはってなんやねん！」
いつもイジられるとなんだかんだで嬉しそうな顔をする康二にいつも少し癒しをもらっている。
向「バイト、差し入れしに行く」
『ほんと？やったねー』
康二はタイミングが合えばいつもバ先のコンビニに来て差し入れをくれる。
差し入れ、って言っても私がレジをしてそのままそれを受け取るだけなんだけど。
向「なぁ」
急になに、と思えばさっきまでの笑顔とは裏腹に少し真剣な顔をした康二がいる。
『なに？』
向「…後輩、なんかされたら言いや」
康二が言う後輩は同じバ先の1個下、目黒蓮くんのこと。
3ヶ月前に入ってきてなーんか私のことを気に入ってくれてるらしい。
それを2人に言うと、ブラックリスト載りました！なんて騒いでいたのを少し懐かしく思う。
『大丈夫だって、なんもないよ』
向「Aはそうでも、目黒ってやつがなんかあるかもしれへんやん！」
『わかったから！パンありがと、いただきます』
逸らすなって、と呟く康二のことは気にせずにパンを食べ進める。
康二が焼くとただのスーパーの食パンが1つや2つ、ランクが上がる。
それを食べるのが私の朝の楽しみだ。
貰うわ、食べ終わった食器に手を差し出してサッと洗ってくれる康二にお礼を言い、バイトに行く支度をする。
『いってきます』
向「いってらっしゃい」
このやりとりが私にとってスイッチを切り替えさせてくれる特別な言葉。
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のわ(プロフ) - 善陽さん、おかえりなさいませ！作品が大好きでずっと待ってました！！今回幼馴染とのシェアハウスということで、深澤さんとシェアハウス！！と思い読み始めたら、まさかの康二くんまで！ふかこじ大好きなので嬉しいです！投稿楽しみにしています！ (1月6日 23時) (
レス) @page2 id: 0e2c7c363d (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 設定タグのオリジナル作品は内容がオリジナルでも実在の人物でお話を書く時は使えないタグです (1月6日 21時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：善陽 | 作成日時：2024年1月6日 21時
