反抗期到来？？？ ページ29
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｢A無視すんなよ〜｣
正直いまのたつやくんは全然好きじゃない
なんかチャラチャラしてるし、面白くない
『ごめん、なに？』
｢いつまでダンスしてんのよ〜わら｣
『あー、ストレス発散してんだよね』
｢あれ、どしたの？なんかあった？｣
『べつになにもないけど』
｢久しぶりに見かけたから話しかけようと思ったのに、なんか最近しんどそうじゃん｣
『べつになにもないからほっといて』
(あー、こんなこと思ってないのに、話しかけてくれてありがとうなのに言葉が止まんない)
｢ほっとけねえよ！わら
今日しょうたとかもいるし、一緒にメシ行かない？わら｣
(あーやばいうるさいイライラしちゃう反抗期かな)
『まじで黙ってくんない？そっちはさ、無事にユニットも組めて？幸せかもしんないけど？わたしは、後輩にも同期にも置いてかれてさ正直むりなんだよね』
｢なんだよその言い方｣
『何？文句でもあんの？』
｢俺はさ、元気だしてほしいから話しかけただけだし｣
『それただのたつやくんのお節介だからね』
｢Aちゃんそろそろやめときな？ね？｣
はぁ樹くんまで来ちゃったー、
『はぁー、もうごめん頭冷やしてくる』
誰もついてこないでね、お願い、傷付けたくないから
｢Aトマトジュース買ってきて｣
え、大我くんこのタイミングで言う？？
『え？自分で買いなよ』
｢わかった、じゃあ着いてくね｣
『いや今1人にして』
｢ごめんね〜おれわがまま坊ちゃんだからさ｣
『言うこと聞かないんだね笑』
｢久々だよね？最近楽しいことあった？｣
『あるわけないよー、何も上手くいかない』
｢おれもさ、ユニット組めてないし、スカウトされた身なのにみんなより遅れてるから、Aの気持ちわかるよ｣
『なんか本当は、みんなと話したいし、こんな態度取りたくもないんだけど、もうなんか最近？むりで、仲間だけどやっぱり負けたくないって思っちゃうから素直に応援出来ないし、どうしたらいいかわかんない』
｢そうだよね、おれさ、Aのダンスめっちゃ好きなのね？だから、感情に任せて踊ってるのまじでいいと思う。結構ね、情熱？魂？感じるよ｣
『ほんと？うれしい』
｢だから、とりあえずもう少し一緒に踊ってよーよ、それからどうしたらいいかはまた考えよ？｣
『うん、それもいいね』
｢でしょ？じゃあ飲み物買いに行こ｣
『うん！ありがと、大我くん』
｢はは、いえいえ笑｣
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作者名：(名前) | 作成日時：2024年3月14日 18時
