同期と後輩くん ページ12
．
『たつやくん！！無視しないでよ』
｢ごめん、！！｣
『謝んないでー！謝られた方がなんか惨めだしさ、笑』
｢いやもうほんとごめん、どうしたらいいかわかんなくて｣
『たつやくん、聞いて？ほんとにおめでとう！』
｢、、ありがとな｣
『ねー！笑ってよ！ちょっと話してもいい？』
｢どした、？｣
『Aさ、死ぬほど負けず嫌いなの
ダンスにしてもそうだし、歌にしても何にしても負けるのがだいっきらいなの』
｢でしょうね、前もあなた喧嘩しかけてましたからね｣
『いやだってあれは！！振付師の人がおかしかったんだもん！！』
｢そうだね？わら そういうAもいいんだけどね？｣
『そんなことはいいの！
で、友達にも負けたくないの、1番仲のいい子がグループに加入したぐらいじゃ弱らないよ』
｢ん？どゆこと？｣
『たつやくんがグループに入って別々の道を歩むことになっても、Aはずっとライバルだと思ってるし、負けたなんて思ってないから！もうすぐ追いついてやるから覚悟して待ってなさーい！勝手に気まずくなられて避けられた方が無理なので！』
｢ありがとな、スッキリしたわー、早く追いついてこいよ？わら｣
『そんなの当たり前でしょ』
｢ねえ、久しぶりにどっか行かない？｣
『ごめん、今日後輩くんにダンス教えるから無理〜』
｢なんでだよっ！｣
『これ前に私言ったからね！』
｢聞いてねえよ！｣
『知らないよ！たつやくんがぼーっとしてるからじゃん』
｢Aも言うようになったね〜｣
｢あのお取込み中すいません。Aさん、そろそろダンス教えてもらってもいいですか？｣
『あ、しょうたくんだよね？やりましょ！』
｢ねー、俺もいたらダメ？｣
『たつやくんは帰りなよ〜』
｢別にどっちでもいいっす、てかAさん俺に敬語じゃなくていいですよ｣
『いやでも明らかに私より年上ですよね？』
｢俺の方が後輩なんで、大丈夫です。｣
｢えー、じゃあみんなで敬語無くせばよくない？｣
『それありだね！そうしよう！いい？』
｢あ、はい、じゃあよろしく？｣
『うん！よろしく笑』
〜10分後〜
『しょうたくんダンス上手すぎでしょ』
｢いやAさんには負けるよ｣
｢しょうたやばいね！うますぎる！｣
『まだたつやくん居たの？はやく帰りな？』
｢あー、もうじゃあ帰るよ！またねー！｣
｢『お疲れ様でーす』｣
『よしじゃあもう少しやろっか』
｢そうっすね｣
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作者名：(名前) | 作成日時：2024年3月14日 18時
