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ページ8

〈海青side〉




入学式も終わり、ゆったり雑談タイム。


同じ中学同士で集まったり、

隣の席の人と自己紹介したり、


それぞれ思い思いの過ごし方をしてる。





海青「そーいえば、どーゆー関係??」




ふと気になって聞いてみた。




『あ、亜嵐先生?』

海青「そう。」



『お父さんのお店の常連さん。』




お店の手伝いしてたら仲よくなって、

でもここ1年はお店に来なくて、

就職したって噂で聞いて、


まさかの高校教師だった。



Aはそう話してくれた。


それにしても顔見知りが担任だなんて、

今日のAは偶然がたくさん笑







少しの間、Aと話し込んでると、



?「武知くん佐野さん、Lightning通ってる!?」


『え、、うん。』



ばりばりドレッドの子が話しかけてきた。



拓磨「俺、後藤拓磨。俺もLightning行ってる!」

『そーなの!?』


拓磨「うん。 まぁ俺はFクラスだし知らないと思うけど、笑」




俺たちのダンススクール"Lightning"は

実力に応じて3つのクラス編成がされている。



1番上の、俺やAのいるクラスは"ELEVATION''

略してEクラス


2番目のクラス、

拓磨のいるクラスは"FRONTIERS"

略してFクラス


3番目のクラスは"Shangri-la"

略してSクラス


それぞれ、そう呼ばれている。



レッスン時間も曜日も違うから

ほかのクラスの人とはほとんど顔を合わせない。




『え、でもA、拓磨って聞いたことあるよ。』


拓磨「え、マジ?」

『まじまじ。
Fクラスにめちゃんこ上手い子いて、次の進級試験で上がってくるみたいな。』

海青「あ、あの噂の拓磨くん!」


拓磨「噂!?ほんと!?マジありがたい!!」



『そしたら拓磨くんもいっしょに踊れるね^^』

拓磨「うん!!!楽しみすぎる!!!」



いつの間にか拓磨とは打ち解けてた。

ダンスの話とか語りまくってもう最高!!!




『実はね、亜嵐先生Lightningの卒業生なんだよ。』

拓磨「え、亜嵐先生ダンスしてたの!?」



話はうって変わって、亜嵐先生について。




海青「じゃあおれたちの先輩?」

『そーゆーこと。』


拓磨「へ〜、ダンス見てみたい!」

海青「ダンスバトルとかしちゃってね笑笑」

拓磨「え、それぜったい楽しいじゃん!」



亜嵐先生の話はクラスメイトも気になったみたいで

いつの間にかAの周りは人だかり。笑



すっかりクラスの中心的人物になっていた。




俺は親離れされたみたいで、少し寂しいよ笑

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作者名:ことは@0804 | 作成日時:2019年5月12日 11時

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