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〈海青side〉



キーンコーンカーンコーン




海青「ん??」

壱馬「、、、あっ!やば!!!おれ遅刻やん!!」




『ええええ、ってことはわたしたちも!?』


壱馬「もちろん!!^^」

海青「なんですかその不気味な笑み!!」





時間なんて気にもしてなかった笑



入学式から遅刻はさすがにまずい。




下手すればクラスのヤンキーに目つけられたり、、


それはやばい。

おれたちの高校生活おわっちゃう。





海青「走るぞ、A!!!」

『う、うん!!!』




ほんとはだめだけど、先生、今日だけ許して!!









ガラガラッ

海青「すみません遅れました!!」

『すみません!!!』





やっぱり、俺たち以外はみんな席に着いていて、


みんなざわざわし始めちゃったよ、

これはやらかした、、、笑






亜嵐「おいー、武知、佐野、初日から遅刻とはいい度胸してんじゃんか笑」


『えっ、しらはまあらん!!!』




担任らしき男の人が俺たちに声をかけると、

Aが誰かの名前を叫んだ。


それは担任の名前らしくて、

よく見たら黒板に"白濱亜嵐"って書いてあった。





亜嵐「おまえ、フルネームはやめろ笑」


海青「え、A知りあいなの?」

『まあ、話すと長くなるんだけどね、あのね、、』



亜嵐「ちょちょちょ!、長くなる話は入学式の後にしてくれ笑 この後すぐ整列するんだから!笑」


海青「あ、ごめんなさい。」






おれが謝るとつられてAも頭を下げた。


小さい頃からおれの真似ばっかりしてきて、

ほんと、妹みたい笑




亜嵐「とりあえず席つけ〜。」

『はわぁ〜い、あ、あくびしちゃった笑』



クラス「「「 爆笑笑笑笑笑 」」」




Aがあくびをしながらマヌケな返事をすると

クラスが一気に大爆笑。笑


そのあと、クラスの女の子が


「あの子、かわいいよね。」

「あくびめちゃかわいかった〜笑」



そんな会話が聞こえてきた。



Aのあくびのおかげで

俺たちの遅刻はみんなの印象から薄れてた。


ほんとA感謝。

マヌケでいてくれてありがとう!!!←




そんな中、

Aの隣の席の子だけは違かった。



慎「初日から遅刻なんて、あんたらやば。」ボソッ

『え、?』



慎「なんでもねーよ。」






ほんとにクラスのヤンキーに

目つけられちゃったかも、、、笑

、→←、



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作者名:ことは@0804 | 作成日時:2019年5月12日 11時

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