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〈北人side〉



朝はだるい。

とくに、部活のない日は。


北人「学校、行かなきゃダメかな、、、。」



あーーーーーー、

今日だるい!!!



これで教室ついてもギリギリ遅刻だし、

今日の授業だるいし、


サボっちゃおうかな。




歩きながら色々考えた結果、

サボることにした。


もう学校の校門の前まで来ちゃったけど笑



まぁ、いいや。

帰ろ。





鼻歌歌いながら曲がり角曲がろうとしたら、


ドンッ

北人「わっ!!」

『きゃっ!!!』



走ってきた誰かに吹っ飛ばされた。



北人「いってぇ、、」


『いった〜、、、あの、ごめんなさい!!!!』



え、女の子、?

怪力かよ。←


しかもかわいいし。




『本当にごめんなさい。大丈夫ですか?』

北人「大丈夫ですっ!こっちこそごめんなさい!」


『けがとかは、、?』

北人「ぜんぜんないです!すいません!」



『はぁ〜、怪我なくてよかった〜^^』



ズキュン


あ、聞こえちゃいましたか、、?

聞こえましたよね、撃ち抜かれた音。


なに、最後の笑顔。

あれはずるいよ、かわいい。




ポーーーって、

今、顔がポーーーってなってる笑


こんなかわいい子いたっけ?




キーンコーンカーンコーン

壱馬「あ、チャイム。」


海青「あ、」

『あ、』

北人「あ、」



壱馬「やばいやん!遅れるやん!」

海青「急がないと!!」



あ、そっか。

この人たちはちゃんと学校行くんだ。


偉いなぁ、笑



『あの、あとでちゃんとお詫びします!
クラスとお名前って聞いてもいいですか!?』


北人「2年D組吉野北人ですっ!」




とっさのことで声が裏返っちゃった!

恥ずかしい、笑



『え、先輩!??』


北人「あ、1年生!??」



『はい!後でクラス伺います!!失礼します!!』



北人「あっ、ぼくっ、、」





行っちゃった。

僕今日学校行かないって言おうとしたのに。


1年生か、

どうりで見たことなかったんだ。




、、あの子ともう1回会えるなら

学校行こっかな。笑



北人「行くか、学校。」









僕はさっきよりも少し大きめな鼻歌歌いながら

学校に向かって歩き出した。

、→←、



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作者名:ことは@0804 | 作成日時:2019年5月12日 11時

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