心からの愛を叫ばせてください。 (ページ50)

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陣「ほな、そろそろ帰ろかー」

まだ時間的には早いし、ちょっぴり名残惜しいけど

みんな明日は仕事だもんね

わがままは言っちゃだめ

さっと立ち上がってまわりを見渡す

1､2､3､……

あれ…3人も足りない

あたりゅーくんと昂秀くんと樹くんだ

『(人が足りないよ)』

海青「ん？」

『(あたりゅーくんと昂秀くんと樹くん)』

海青「え、あぁ……そーだね」

…なにその反応

不思議な反応するなぁ

そんなこと思ってたら、

少し離れたところで急に灯りが見えて、ちょっとずつ近づいてくる

よく目を凝らしてみると、

───昂秀くん？

あたりゅーくんと樹くんも。

手に持ってるのは……ケーキ？

昂秀「ハッピバースデートゥーユー♪」

阿龍「ハッピバースデートゥーユー♪」

RMPG「「「「ハッピバースデーディアすみれー♪ 」」」

え…？

わたし？

RMPG「「「「ハッピバースデートゥーユー♪ 」」」

今日…

わたしの誕生日だ

自分でも忘れてたのに､覚えてくれてたんだ

『(………っっ、)』

どーしよう

今日は泣いてばっかり

うれしくて、幸せで、

たくさんのありがとうが溢れてくる

壱馬「すみれ、おめでとう」

陸「おめでとう!!!」

『(ありがとっ…)』

北人「すみれ、これ僕と陸さんからのプレゼント！」

陸「ね、開けて開けて！」

陸くんに言われたとおりプレゼントを開けると

淡い紫色のリュックが出てきた

樹「これ、俺と翔平と慎から」

翔平「これから役立つマフラーだよ!!!」

慎「大切にしなきゃお弁当作んないからね」

昂秀「俺とりゅーからはマグカップ！」

阿龍「すみれにぴったりなの見つけたからさ」

力矢「このコート拓磨と選んだんだ」

拓磨「たぶん気に入ってくれると思う､笑」

瑠唯「はい、どーぞ^^」

健太「かわいいイヤリング見つけたの!!!」

彰吾「危うく餃子になるとこだったよ…笑」

翔吾「陣さんと選んだ白くてふわふわした洋服やで！」←

陣「すみれが気に入るかわからんけど…」

壱馬「俺、これはめっちゃ自信あるよ」

壱馬くんからは前からかわいいと思ってた靴

海青「すみれ、誕生日おめでとう^^」

海青くんからは大きなぬいぐるみとネックレスをもらった

『(みんなっ……ありがとう^^)』

わたしきっと、

世界一の幸せ者だよ