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翔史「じゃあ今日の部活は終わりで!」
「「「 お疲れしたー 」」」
部活が終わって乃々華ちゃんと2人、更衣室で着替える。
他愛もない会話…
着替えてるから乃々華ちゃんが一方的にしゃべってるだけだけど。
乃々華「にしても、すみれモテるね〜」
『(へ?)』
乃々華「その顔wwやっぱり気づいてなかったかw」
わたし、どんな顔してんだろ。
きっとマヌケな顔してるんだろうな。
乃々華「でもすみれ、顔めっちゃ整ってるし、性格神だし、そりゃモテるよ。」
乃々華「てか、モテなきゃおかしい!」
乃々華「世の中の男の目が腐ってるね。」
出た、乃々華ちゃんのマシンガントーク。
乃々華「ま、すみれはこれから大変になるよw」
【なんで?】
着替えが終わったからスマホを取り出してそううつ。
乃々華「内緒♡」
乃々華「さ、帰ろー!」
『(ちょ、乃々華ちゃん…!)』
乃々華「教えないよ^^」
全然教えてくれる気配がない乃々華ちゃん。
そこまで言ったら教えてほしい。
なんか、モヤモヤするもん。
乃々華「あ、でも早ければ…今日にでも何か起こるよ、すみれ♡」
『(え…?)』
乃々華「早くみんなのとこ行こ−!」
『(あ…待って!)』
乃々華ちゃん、ダッシュで下駄箱まで走り始めた。
部活終わりなのに、
どこからその元気がでてくるの…。
渉「お、きたきた。」
将宏「はよかえろー^^」
力也「今日、遅かったね」
乃々華「ごめんごめんw」
力也「いや、大丈夫w」
みんなでガヤガヤしてると、
織也くんが私のそばにやってきてコソコソっと耳打ちしてきた。
織也「すみれ先輩、モテモテですね(コソッ」
『(え…?)』
【急にどうしたの?】
織也「いえ、別に…^^」
織也くんもなにも教えてくれない。
織也「もしなんかあったら相談してくれてもいいですよ。」
『(あ、ありがとう…?)』
織也「なんかある予感しかしないですけどw」
…気になる。
なんで教えてくれないの。
織也「ま、とりあえず校門まで歩きましょ^^」
『(うん。)』
そこから織也くんと歩く。
校門までの距離はそこまで長くなくて、
あっという間についてしまった。
織也「すみれ先輩、また明日!」
【うん、ばいばい】
織也くんとお別れして、
他の皆にもばいばいって伝えて太樹くんのところへ行く。
太樹「すみれ、帰ろ^^」
太樹くんとふたりで帰るのが部活終わりの私の日課だ。
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non - 読ませていただいてます!文書くの上手ですね!すごく読みやすいです!続き待ってます! (2017年8月18日 17時) (レス) id: 350cdb3361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことは@0804 | 作成日時:2017年8月1日 12時