心からの愛を叫ばせてください。 (ページ15)

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『(え、、、？)』

壱馬「ごめんな、すみれ。勝手に決めてもうて^^」

北人「よろしくお願いします^^」

いや、意味がわからない。

なんでわたしが…

この人たちとシェアハウスするの。

心なしか北人さんも壱馬くんもうれしそうだし。

陣「ほんま、悪いとは思ったん。
　せやけど壱馬がぜったい説得できるて自信満々やから…w」

どうやら事務所の社長さんから

メンバー全員でのシェアハウスを提案されたらしいんだけど、

16人でのシェアハウスとなると相当大きい家が必要になるらしく

それ相応の家賃もかかる。

だから、私の家がちょうどいいらしい。

親がお金持ちだから、それなりの家なんだけど

お兄ちゃんは亡くなっているし、

親は家をでていったから1人で住むには大きすぎる。

壱馬「ひとりは寂しいやん？ちょうどええやろ？」

陸「俺すみれと暮らしたい！」

海青「女の子だからひとりは危ないよ。」

北人「そーだよ、すみれ！」

『(うーん…)』

たしかにひとりは寂しい。

けど、ほぼ初対面の方々とシェアハウスするの、、、？

陣「お願いします！」

「「「「「「「お願いします！！！！」」」」」」

そんな、

全員に頭下げられたら断れないじゃん…。

【わかりました。】

壱馬「…やったで、北人！」

北人「うん！よかったね！」

陣「ありがとなー、すみれ。
　ほんま急に悪いんやけど助かったわ！」

『(いえいえ。)』

あーあ。

OKしちゃった。

LIKIYA「急にごめんね。リーダーのLIKIYAです。」

LIKIYAさん。

私は紙とペンを取り出して

【川村すみれです。】

って書いて差し出した。

LIKIYA「よろしくね、すみれ^^」

…優しい笑顔。

LIKIYAさん、いい人なんだろうな。

LIKIYA「自己紹介とかしなきゃいけないから着替えてきちゃいな。」

あ…。

海青くんから借りたパーカーのままだった。

『(はい。)』

急いで着替えてこよ。