＿＿＿＿７ ページ8
You side.
確かにお顔立ちの綺麗な子ばかりだとは思ってたけど、まさかアイドルだなんて考えてもみなかった。
辰「とは言ってもJr.だから俺らのこと知らなくても仕方ないんだけどね。」
「そうなんだ。だからバク転の練習してるの？」
辰「うん。俺らにも武器が欲しかったからね。」
「武器？」
辰「アクロバットが出来る出来ないで、仕事の幅が変わるんすよ。」
「そう、なんだ。」
私には到底理解し得ない世界で、相槌を打つのに少し言葉が詰まってしまった。
「....って、アイドルなのに一般人のお世話してる場合じゃないんじゃ、」
辰「俺らだって友達くらいいるから気にしないで。」
「友達？」
辰「そ。悠斗は、もう俺らの友達。」
そう言って、ニッと笑顔を零して輪の中に戻って行った。
辰「悠斗〜！悠斗もジャニーズ入るかぁ？」
『じゃにーず？』
辰「俺たちが入ってるヒーローを育てる訓練所みたいなもんだな。」
『ヒーローのくんれん、じょ、』
悠斗はキラキラと瞳を輝かせていた。
『ぼくもじゃにーずはいる！』
照「いいじゃんいいじゃん。」
翔「悠斗イケメンだしな。」
『ぼくいけめん？』
大「うん、ふっかよりもかっこいいよ。」
辰「おぉい！俺だってイケメンだろうが！」
わちゃわちゃとしたやり取りを交わしながら、何度も練習を重ねて行った。
辰「あー腹減ったぁ〜なんかメシ食い行こうぜ〜」
翔「ふっかほぼやってないじゃん。」
辰「俺は燃費悪いの〜」
「あの....もしよかったらこれ、」
そう言って持ってきていたバスケットを差し出した。
「その、お弁当、作ってきたので....」
大「まじで！？」
やったー！と跳ね上がった佐久間くんと、ご飯だー！と同じように跳ね上がる息子。
ちょこちょこ行動が一緒なんだよなぁ。
照「うわぁ、すげぇ。」
涼「こんなにたくさん....」
亮「美味しそう〜！」
いただきまーす！と手を合わせてすぐに争奪戦が行われた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3918人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
llo - ありがとうございます＾＾楽しみにしてます＾＾ (2021年5月1日 23時) (
レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» お返事遅くなりました....！ありがとうございます＾＾出来たらお知らせしますね◎ (2021年4月28日 20時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - cleamさん» お返事ありがとうございます＾＾え！いんですか！お忙しいのにありがとうございます！楽しみに待ってます＾＾ (2021年4月23日 20時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» コメントありがとうございます！実際に同じ立場の方に読んでいただけて光栄です（ ; ; ）リクエストもありがとうございます＾＾ただいま順次リクエストを進めておりますので、お時間いただきますがそれでも宜しいでしょうか....？ (2021年4月14日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - 私自身シングルマザーでとても親近感が湧くお話しでした！相手もいないのでふっかみたいな人がパパならな〜と思って読みました（笑）またシングルマザー系とかパパになるSnowManのお話し見てみたいです！ (2021年4月12日 21時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：cleam
| 作成日時：2021年1月16日 22時
