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Tatsuya side.









それから何日か後。







「深澤く、あ....えっと、辰哉くん、」






仕事終わりに家の近くで偶然Aさんと会った。







辰「ふはっ、まだ全然慣れないね。」



「辰哉くんだって、私のことさん付けで呼ぶじゃん。」



辰「バレてた?」



「バレバレです〜」







バレてたかぁ〜なんて笑いながら、さり気なく買い物袋を受け取り家に帰る。



2人で外歩くの久しぶりかも。

なんて思いながらたった数分の帰り道を堪能した。








「今日早かったんだね。」



辰「うん。2件目が急遽バラしになってさ。」



「バラし?珍しいね。」



辰「ダブルブッキングだって。」



「そうなんだ。」



辰「そ。明日から珍しく2連休だし、のんびり出来るんだよね〜」









なんて言いながら玄関の鍵を開けた。









「ただいま〜....あれ、悠斗?電気ついてない。自分の部屋かな、」









いつもは明るいはずのリビングに明かりはなく、子供部屋にも悠斗の姿はなかった。









「嘘、どこ行ったの、」








焦るAさんを横目にリビングを探し出した俺は、ダイニングテーブルの上に手紙を見つけた。









辰「Aさん!」








彼女の名前を呼ぶと慌ててリビングに入ってきた。









「何?」



辰「これ、」








ママ・お父さんへと丁寧な字で書かれた1枚の手紙。









急に家に居なくてびっくりしてたらごめんなさい。

僕は今おばあちゃんと一緒にいます。

なので心配しないでください。










Aさんは慌てて義母さんに電話をかけた。









「もしもし、お母さん?そっちに悠斗いる?」



《いるわよ〜》



「よかった〜急に居なくなるから心配したよ〜」








ビデオ通話に切り替え、悠斗の姿を確認した彼女は安堵からか、へなへなと座り込んだ。






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llo - ありがとうございます^^楽しみにしてます^^ (2021年5月1日 23時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» お返事遅くなりました....!ありがとうございます^^出来たらお知らせしますね◎ (2021年4月28日 20時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - cleamさん» お返事ありがとうございます^^え!いんですか!お忙しいのにありがとうございます!楽しみに待ってます^^ (2021年4月23日 20時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» コメントありがとうございます!実際に同じ立場の方に読んでいただけて光栄です( ; ; )リクエストもありがとうございます^^ただいま順次リクエストを進めておりますので、お時間いただきますがそれでも宜しいでしょうか....? (2021年4月14日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - 私自身シングルマザーでとても親近感が湧くお話しでした!相手もいないのでふっかみたいな人がパパならな〜と思って読みました(笑)またシングルマザー系とかパパになるSnowManのお話し見てみたいです! (2021年4月12日 21時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cleam | 作成日時:2021年1月16日 22時

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