＿＿＿＿４ ページ5
You side.
『ぼくちょっときいてくる！』
「あ！こら、悠斗！」
一目散に男の子たちの元へ駆け寄った息子は、すぐにその人たちに気付かれてしまった。
？「あれ〜？子供来たよ。かわいー！僕、何歳？」
『5さい！』
？「そっかそっか〜」
得意気にパーを突き出す息子の頭を撫でるようにしゃがみ込んだのは、周りの子達と比べると少し小柄な男の子。
「すみません、！」
砂浜に足を取られて上手く走れずに思ったよりも遅くなってしまった私は、息子に構ってくれる彼らに頭を下げた。
？「お！ママ来たじゃん。迷子じゃなくて良かった。」
『ねぇねぇ、おにいちゃんたちはなにしてるの？』
？「んー？お兄ちゃんたちはねぇ、今バク転の練習をしてるんだよ。」
『ばくてん？』
小柄な男の子に続けて、少し襟足の長いチャラそうな男の子がしゃがみ、説明をしてくれた。
？「ちょっとやってあげるから見てて！」
そう言って、華麗にバク転を決めた。
『うおー！すげー！』
？「だろぉ？かっけぇ？」
『うん！かっけぇ！』
そうかそうか、と満足気に目を輝かせた息子の頭をわしゃわしゃっと乱した。
『あの....』
さっきまで饒舌に話していた息子が、急にもごもごと恥ずかしそうに口を尖らせた。
『おにいちゃんたちはヒーローなの？』
あまりに純真無垢な問い掛けに、一度は唖然とした顔を見せつつも、彼らはすぐに笑顔を見せた。
？「ヒーロー....たしかにヒーローかもな！」
『ママ！ぼくもおにいちゃんたちみたいにあれができるようになりたい！』
「えぇ、？悠斗にはまだ無理、」
？「無理じゃないですよ！俺がアクロバット始めたのも幼稚園からなんで！」
『え、そうなんですか？』
初対面なはずなのにあまりにフランクな物言いに、私ものめり込んで話をしてしまった。
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llo - ありがとうございます＾＾楽しみにしてます＾＾ (2021年5月1日 23時) (
レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» お返事遅くなりました....！ありがとうございます＾＾出来たらお知らせしますね◎ (2021年4月28日 20時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - cleamさん» お返事ありがとうございます＾＾え！いんですか！お忙しいのにありがとうございます！楽しみに待ってます＾＾ (2021年4月23日 20時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» コメントありがとうございます！実際に同じ立場の方に読んでいただけて光栄です（ ; ; ）リクエストもありがとうございます＾＾ただいま順次リクエストを進めておりますので、お時間いただきますがそれでも宜しいでしょうか....？ (2021年4月14日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - 私自身シングルマザーでとても親近感が湧くお話しでした！相手もいないのでふっかみたいな人がパパならな〜と思って読みました（笑）またシングルマザー系とかパパになるSnowManのお話し見てみたいです！ (2021年4月12日 21時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年1月16日 22時
