＿＿＿＿２３ ページ24
You side.
ピンポーン
タイミング悪く鳴り響いたインターホン。
慌てて涙を拭い、少し顔を伏せ気味で玄関のドアを開けた。
「はい、っ、」
ドアの前に立っていたのは、深澤くんだった。
辰「Aさん、ごめん。どうしても心配で、」
「っ、」
慌ててドアを閉じようとしたけど、彼の手がそれを阻止した。
辰「待って。」
「ごめん、もう会えない、」
辰「なんで？理由教えてよ。なんも言わないで居なくなるとかそんなのダメだよ。」
私の手の力が緩んだ瞬間を見逃さなかった彼は、すぐにドアを開けて玄関に入った。
辰「そんな目赤くして....泣いてたの？」
スッと頬に触れた指先に、思わず体が揺れた。
辰「言ったでしょ。俺が力になるから、Aさんが抱えてるもの、俺が半分持つから。お願いだから1人で泣かないでよ。」
そう優しく零した彼。
もしこれから先、Aのことを支えたいって言ってくれる人が現れたら、どうか悠斗の為だけじゃなくて、Aの為にも頼ってほしい。
こうなることを予想していたかのような旦那の言葉が、頭の中に響いた。
「ごめん、ちょっとだけ、」
またじわりと滲み出した涙を隠すように彼の胸に額を預けた。
辰「ん。」
彼は何を言うわけでもなく、優しくて温かい手のひらで私の頭を撫でてくれた。
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llo - ありがとうございます＾＾楽しみにしてます＾＾ (2021年5月1日 23時) (
レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» お返事遅くなりました....！ありがとうございます＾＾出来たらお知らせしますね◎ (2021年4月28日 20時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - cleamさん» お返事ありがとうございます＾＾え！いんですか！お忙しいのにありがとうございます！楽しみに待ってます＾＾ (2021年4月23日 20時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - lloさん» コメントありがとうございます！実際に同じ立場の方に読んでいただけて光栄です（ ; ; ）リクエストもありがとうございます＾＾ただいま順次リクエストを進めておりますので、お時間いただきますがそれでも宜しいでしょうか....？ (2021年4月14日 21時) (レス) id: c295088e12 (このIDを非表示/違反報告)
llo - 私自身シングルマザーでとても親近感が湧くお話しでした！相手もいないのでふっかみたいな人がパパならな〜と思って読みました（笑）またシングルマザー系とかパパになるSnowManのお話し見てみたいです！ (2021年4月12日 21時) (レス) id: f8f448eb28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2021年1月16日 22時
