34 ページ34
「ついた！鳩森八幡神社
恋愛運アップさせるぞー！！」
「まじでお前何歳だよ恥ずかしいからやめろ！(笑)」
「ほらふっか手洗いに行かないと！」
「はいはい(笑)」
念願の鳩森八幡神社。
子供みたいにはしゃぐなよとか言いながらふっかだって走り回ってるけどね
柄杓で水をすくい手を洗って、手を拭こうとカバンを開くも見つからないハンカチ
「ねぇ…」
「ん？」
「ハンカチ忘れた(笑)」
「ふっ(笑)
しゃーねぇなあ〜ほら」
「ありがとう〜さすがだねぇ」
「ハンカチぐらいもっとけよ(笑)
恋愛運の前に女子力あげとけって(笑)」
「今日はたまたま忘れたの！」
「ほんとかよ絶対嘘じゃん」
「はぁー？？？なんなのふっかのくせに！」
なんてギャーギャー言いながら
参拝所まで向かう。
お賽銭を入れて、ニ礼二拍手したのち
(早く素敵な人と出会えますように
早く素敵な人と出会えますように
早く素敵な人と出会えますように
早く素敵な人と出会えますように
早く素敵な人と出会えますように
早く素敵な人と出会えますように
早く素敵な、人と、出会えますよう、に！)
必死すぎるくらいにお願いした。
そんな私を彼が愛おしそうに微笑んで見てるなんて知る由もなかった。
「ねぇ、なにお祈りしたの？」
「ん？ないしょ」
「はぁ？約束破った！
2人の間に秘密は無しっていっっつも言ってるのにこの男しれーっと裏切ったよ！！！」
「ふはは、うるせぇなほんと(笑)」
「ほら、はよ言ってみ？」
「Aに幸せが訪れますようにって」
「ほぉぉ〜私のこと願ったんだ、ふふ」
「んで、Aはなんてお祈りしたの？」
「……あ〜(笑)
深澤辰哉が〜早くシンデレラと会えますように〜って！(笑)」
「…さてはお前、俺のことなんも願ってないだろ(笑)」
こう言う時に限って奴は感が鋭い
お前なぁ！と距離を詰めてくる彼から
「そ、そんなことないよ！！！ないないない！(笑)」
少しずつ後ずさって逃走する
「ぜってぇ嘘だお前！白状しろ！(笑)」
「ほんとほんとほんと！！ほんとだから！」
恋愛の神様、さっきのお願いの1割だけでいいから深澤辰哉がシンデレラに出会えますようにに変えてもらったりできませんか？
じゃないと彼にちょっと申し訳なくなってきた(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーー
⭐まだまだ未熟すぎるおはなしですが
良ければお星様つけていただけたら嬉しいです！！⭐
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 100人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fu-ka | 作成日時：2020年5月6日 0時
