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拝啓、研磨君。お元気ですか?
いきなりでびっくりしちゃった??だとしたらサプライズ成功だね!!
私がどうやってこの手紙を書いてるかは秘密。
でも研磨君は頭良いし、いつかわかるよ!!
短い時間だったけど、研磨君と過ごした時間は本当に楽しかったなぁ。
出会いなんか今思ったら、少女マンガみたいだった、かもね!
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「・・・・・・・・あれ、先客・・・?」
『!・・・あ、すみません、使いますか??』
病院の屋上。もともと入院していたわたしと、部活で怪我して来ていた研磨君がかち合っちゃって。
「・・・・・いいです。特に用とか、ないんで・・・」
『・・・・・・もしかして、音駒高校の人ですか!?』
「え、あ、はい・・・」
『わぁ!そうなんですか!私も本当は音駒で!!何年ですか!?』
「に、二年・・・」
『そうなんだ!同じだね!!あ、タメでいい?』
「・・・・・うん」
人見知りの研磨君なのに、わたしったらぐいぐいいっちゃって。
『私、成宮A。Aでいいよ!あなたは?』
「・・・孤爪。孤爪、研磨・・・」
『そっかあ!よろしくね、研磨君!!』
今思えば恥ずかしいくらいだったけど、確かこんな感じだったよね。
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月花(プロフ) - りんりん♪さん» ありがとうございます♪そう言ってもらって嬉しい限りです笑笑これからもよろしくお願いします!! (2017年4月8日 15時) (レス) id: c9a52603db (このIDを非表示/違反報告)
りんりん♪ - 胸が、キュンと鳴るような、ちょっと切ないお話ですね。おもしろかったです。これからも、頑張ってください! (2017年4月8日 0時) (レス) id: 275071a833 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤瀬ミツキ | 作成日時:2017年1月3日 17時