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「え、普通にすげぇじゃん!!」







詳しくは言えないものの
3人一緒の仕事に携わることを話す。








『だから今日もさっきまでうちの会社で打ち合わせしてたんだけどね?』








「A曰く相方の女の先輩とお似合いなんだと、」






あくまで私の意見、みたいに照は言う。







『だって仲良さそうにイタリアンでご飯食べてたし。』





.






「相変わらず本当ふっかはモテてんなぁ」







元カノさんが見たら惜しくなるんじゃない?って言ってる。









私も、元彼が見て惜しいって思うような自分になりたいな。
なんて考えていたら、







「いや、翔太お前自覚ないのかよ」







羨ましい、とでも言いたげな翔太にツッコむ照。







それを聞いて思い返すと






『うちの会社にもあそこのカフェ、オーナーさんかっこよすぎ、って言ってる女の子沢山いるよ』







名前呼びのタメで話す仲です
なんて口が裂けても言えないから



へえ〜私も今度行ってみる!って誤魔化してる。






それくらい、カフェ自体も彼も話題なのだ。





「えっまじ?全然知らないんだけど」







ナチュラルに褒められて嬉しそうにしてる。
多分そう言う無邪気な笑顔に、みんな惹かれるんだろう







.








「お前も十分モテてんぞ、って話ね。ま、また来るわ」







そうこうしてる内に、昼休憩も終わりの時間が近い。







『今度はもっとゆっくり話しに来るね〜』





「ありがとねえ」








翔太の店を後に、会社への帰り道。










『そういえば 照は? 最近なんかないの?』






最近は私の話ばかり聞いてもらっていて、
照の話を聞けてなかったな、と思い問いかける。







「んー、あると言えばある、ないと言えばない」





『何それどういうこと?!』





「ま、いーじゃん、戻って来週までの打ち合わせするぞー」










返答が気にかかったまま、
仕事モードに切り替えられてしまった。









そして休憩が終わる直前、
携帯が一通のメッセージを受信していた。







.

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作者名:紫苑 | 作成日時:2023年10月14日 13時

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