piece of love or like？ (ページ21)

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. you

上機嫌で帰った土曜日。
そして日曜日はゴロゴロ、寝休日を過ごし、、。

朝日とアラームに起こされる月曜日がやってきた。

『うう、、まだ寝たい、、』

寒さに1度は布団にくるまるも、どうにか体を起こし
渋々準備をして出社。

「おはよ」

デスクに着くなり隣の照が顔を出し声を掛けられる。

『照おはよ〜〜』

「お、佐久間に髪いい感じにしてもらってんじゃん、」

『え、そうでしょ〜〜？めっちゃ気に入ってる』

あ、そうだそうだ、お礼言わなきゃと思ってたんだった。

『ありがとね、佐久間さんに連絡もとってくれたみたいで』

「いーよ、佐久間も会えて嬉しかったーってさ」

そんな事言ってくれてたんだ、何だか私まで嬉しい。

始業後、月曜日の割には仕事が捗っている私。

「おい、A、岩本、ちょっといいかー。」

『あ、はい！』

お昼までハイスピードに終わらせようと頑張っていたら
部長から呼ばれた。

照と2人、会議室に入ると、部長から1枚の資料を渡される。

「来月からの新しいプロジェクトで、うちと、株式会社○○さんで、コラボ商品を開発することになった。」

「今回のこのプロジェクト、お前ら2人が中心になって進めていって欲しいと思ってる。」

『えっ！！』

驚きで思わず出た声と同時に照と顔を見合わせる。

今までプロジェクトの一員として携わってきたことはあるが
中心、所謂リーダーは初めてで。

大きな企画を、更に信頼のおける同期の照と一緒に
任せてもらったことが嬉しくて仕方なかった。

「「ありがとうございます！！」」

「今日は顔合わせも兼ねて株式会社○○さんから、2人ほど来て貰ってるから。」

1時間程度は、会議室使っていいから、と行って
部長が出ていくのと入れ違いに入ってくる2人の影が見えた

今日で少しでも打ち解けられたらいいな。

『初めまして、よろしくお願い致します』

そう思い、頭を下げた。

「お願いします、、って、え？？」

同時に左にいる照の驚いた声が聞こえた。

「よろしくお願いします」

照の声に顔を上げる数秒前
頭上でかけられた聞き覚えのある優しい声と

差し出されている綺麗な手。

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